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(株)アドバンテスト【6857】の掲示板 2019/11/22〜2019/11/29

仁者は、己(おのれ)立たんと欲して人を立て、己達せんと欲して人を達す
『論語』に「仁者は、己(おのれ)立たんと欲して人を立て、己達せんと欲して人を達す」という言葉があります。

これは「仁の心をもつ人というのは、自分が上に立ちたいと望めば人を立て、自分がある地位に到達しようと欲したら、先ずは最適と思われる人に譲りその地位につけるようにしなさい」という意味で、孔子は、むやみに敵を作らず、常に他を思いやる心で生きることの大切さを教えているように思われます。

一方、私たちの日常はどうかと言えば、何よりも自分の利益を求めることに追われ、人を押し退けて前に出たり、自分の主張を押し通した人が結果的に得をしたりすることが少なからずあったりします。

けれども、誰もがそのような生き方を最優先すると、社会は殺伐とした空気に覆われてしまうかもしれません。

だからこそ、自分の利益を後にして困っている人を助けたり、他の人を思いやったり、その人のためにあれこれ計らったりすることが、最終的には他の人びとから「有徳の人」として自分が認められることになるとのだと、教えられているのだといえます。

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という意味のようですよ。