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三井物産(株)【8031】の掲示板 2019/05/09〜2019/07/11

>>633

本日、6月21日(金)

昨日もLNG関係の記事が日経新聞朝刊に掲載されたが、今朝も連続して、LNG関係の記事が掲載されている。

◆2019/06/21(金) 日本経済新聞 朝刊 15面
LNG調達、世界に分散、アフリカ・東南アジア開発、三井物産や国際帝石、米イラン緊迫、高まる中東リスク

三井物産と国際帝石の2社に関する記事。
三井物産だけに絞って引用。

日本企業が液化天然ガス(LNG)の調達先拡大を急いでいる。三井物産はアフリカ初の大型案件としてモザンビークでのLNG基地開発で同国政府と合意した。
ホルムズ海峡でタンカー攻撃事件が起きるなど政情不安を背景に、世界最大のLNG輸入国としてエネルギー調達を特定地域に依存するリスクを減らす狙いがある。
 
「(世界2位のLNG輸出国の)カタールに匹敵する埋蔵量の開発案件に関わることができた」。三井物産の安永竜夫社長は18日に最終合意したモザンビークでのLNG開発案件をこう評価する。

プロジェクトの年間生産能力は1200万トンで、2024年に生産開始。将来は5000万トン規模の生産を目指す。 
LNGの埋蔵量は日本の年間LNG輸入量の15年超に相当するという。
 
同社はモザンビークのほか、ロシア北部の開発でガス大手ノバテクと最終合意を目指している。
 
二酸化炭素(CO2)の排出量が石炭より少ないLNGは発電所での使用量が増えている。世界のLNG需要は18年の約3億トンから50年には2.6倍の8億トンまで伸びる可能性がある。
足元では日本や中国、韓国などのアジで世界需要の8割弱を消費する。
 
国内では11年の東京電力福島第一原発事故を受けていっせいに原発が止まったこともLNG需要を押し上げた。LNG火力発電が増え、13年にはLNG輸入の中東依存度が約30%まで高まった。
輸入量自体は18年に8246万トンと17年比約100万トン減ったものの、中東の比率は21%と依然高い。
 
LNGが豊富な中東地域では米国とイランの間で緊張が高まり、タンカー攻撃事件も発生。同地域からの調達に不安感が台頭している。アフリカやロシアなどからの調達ルートを確保することはエネルギー供給の安定に欠かせない。

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