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株式投資 新ノートの掲示板

>>3

オカダアイヨン(株)<6294>

◆2019/07/22(月) 日経産業新聞 9面
破砕機、ビル解体迅速に、オカダアイヨン、補修手厚く

メンテナンスなどのアフターサービス体制を整える。老朽化した高層ビルの解体需要が増える中で、大型の破砕機を自前で修理できるようにする。

四国や神奈川で、大型に対応したクレーン付きの営業所兼整備工場を移転新設する。他の国内拠点でも移転を進め、約35億円を投資する。まずは大阪本社で約2億円を投じて大型破砕機修理用のクレーン設備を増設した。利益率の高いメンテナンス事業の収益底上げを図る。

四国や神奈川で計10億円を投じ、営業所兼工場を移転新設する。新たに土地を取得し、それぞれの整備工場で10トン以上の破砕機に対応したクレーン複数台を導入する。2020年10月までに稼働を目指す。16年には北陸営業所を移転新設した。関西や四国、横浜、北陸以外の国内7拠点でも増強や移転を進める。25年までに35億円を投資して、国内修理工場の整備を完了させる計画だ。
 
5月には大阪本社で大型の破砕機修理に対応したクレーン設備が稼働した。
 
これまでは、15トンや10トンの大型の破砕機修理はオカダアイヨンの整備工場で担うことが少なかった。自社工場に余裕がなく、コマツや米キャタピラーなどの建機メーカーの整備工場を借りていた。顧客の修理の要望に迅速に対応するためにも、自社で補修体制を整える必要があった。
 
オカダアイヨンが修理工場の整備を進めるのは、高度経済成長期に建てられた高層ビルが建て替えの時期を迎えているためだ。高層ビルは足回りの基礎部分が頑丈に造られているため、中型の破砕機で解体するのは難しい。また、大型の破砕機は解体の納期を短縮できるメリットもある。人手不足が進み、解体工事に割ける人員も限られる。早く効率的に鉄やコンクリートを砕く大型の破砕機に引き合いが強まっていた。
 
19年3月期の連結売上高は、前の期比16%増の178億円。旺盛な再開発や建て替え需要を背景に、主力の圧砕機が好調だった。国内事業の売上高は119億円で、補材・修理が20億円と約16%を占める。メンテナンスは利益率が高い注力領域の位置づけだ。5年後の24年3月期までに補材・修理の売上高を約3割増やす。

7/22(月)1,285 前日比+23(+1.82%)

  • >>4

    (株)技研製作所<6289>

    ◆2019/07/22(月) 日経産業新聞 9面
    技研製作所、くい打ちの深度を自動測量

    【高知】建設機械関連の技研製作所は土木工事のくい打ちを自動測量する新システムをグループ会社のシーアイテック(東京)と共同開発した。

    システムは光学装置、測量機、測量データを表示するノートパソコンなどで構成。1日からシステム機器を工事施工者にレンタル・リースを始めた。
     
    自動測量はまず光学装置をくいの上部に取り付ける。くいをつかんで地中に打ち込む圧入機は1メートルほど打ち込むとくいをつかみ直す必要がある。その際、作業を止める。止めた時に光学装置が深度を自動計測する。
     
    次にくい打ちの現場からやや離れた場所に設置した測量機が、地上に出ているくいの上下部に光を当てて垂直に打ち込まれているかを測量。一連の測量データは連動するパソコンに送信され迅速に「見える化」される。

    7/22(月)3,165 前日比-5(-0.16%)