(株)マネーフォワード【3994】の掲示板 2019/01/19〜2019/04/22

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本日、4月10日（水）

◆2019/04/10（水） 06:30 日経速報ﾆｭｰｽ
ﾏﾈｰﾌｫﾜｰﾄﾞ辻社長「ｷｬｯｼｭﾚｽ普及 ﾋﾞｼﾞﾝｽの種に」

ｷｬｯｼｭﾚｽ決済の普及やｽﾏﾎ決済に慣れ親しんだ訪日外国人（ｲﾝﾊﾞｳﾝﾄﾞ）の増加を受け、福岡市は昨夏から大規模なｷｬｯｼｭﾚｽ実証実験を始めた。現金主義が根強い九州で、福岡市の取り組みは普及の足がかりとなるか。実験に協業するﾏﾈｰﾌｫﾜｰﾄﾞの辻庸介社長に聞いた。

――政府は2025年までにｷｬｯｼｭﾚｽ比率を現在の2割から4割に高める目標を掲げています。普及機運は高まっていますか。
　
「ﾔﾌｰとｿﾌﾄﾊﾞﾝｸが出資するﾍﾟｲﾍﾟｲが昨年、総額100億円の還元ｷｬﾝﾍﾟｰﾝを実施し、話題になった。LINEもｷｬﾝﾍﾟｰﾝで対抗し、認知度は高まっている。政府は10月の消費増税に伴い、3000億円規模の還元策を予定しており、普及に一段と弾みがつくはずだ。ｷｬｯｼｭﾚｽ化の流れは着実に整ってきている」

――福岡での普及について、どのように見ていますか。
「福岡空港から市街地に来るまでﾀｸｼｰがQRｺｰﾄﾞを使った決済手段に対応していて驚いた。大阪に比べても急速に普及している印象を受ける。福岡は東京に次ぐ、ｷｬｯｼｭﾚｽ都市になる可能性を秘めている」
　
――福岡市とｷｬｯｼｭﾚｽ決済の実証実験をしています。

「高島宗一郎市長が自ら後押しし、普及に大きく貢献している。福岡市はIT（情報技術）を採り入れようとする機運が強く、意欲がある企業が集まっている」
「行政が仕掛ける『ｵｰﾍﾟﾝｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝ』と言ってもよく、LINEや楽天などが実証実験に加わっている。ふくおかFGなど有力な地方銀行が積極的に参加していることも普及にﾌﾟﾗｽに働いている」
　
――ｷｬｯｼｭﾚｽ普及の九州経済への影響は。

「ｷｬｯｼｭﾚｽが広がると、誰がどこで何をどのくらいの頻度で購入したか、全て分かるようになる。これらは電子商取引（EC）や広告、送客にとって有益な情報であり、ﾋﾞｼﾞﾈｽの種になる。店のﾚｼﾞ周辺の効率化にもつながり、地方の人手不足対策にもなる」

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