(ブルームバーグ): 米マイクロソフトは2025年までに日本でのデータセンターに29億ドル(約4400億円)を投資する見通しだと、同社ブラッド・スミス社長とのインタビューを引用して日本経済新聞が伝えた。マイクロソフトによる日本への投資額としては過去最大となる。
日経によると、岸田文雄首相の訪米に合わせマイクロソフトが表明する。岸田氏は日本の首相として2015年の安倍晋三氏以来、9年ぶりの国賓待遇で訪米。10日にホワイトハウスで行われる日米首脳会談を前に、9日には米国のビジネスリーダーらと面会する予定となっている。
東日本と西日本にあるマイクロソフトの2つの拠点に人工知能(AI)半導体などを導入するという。また3年間で300万人を対象とするAI関連のリスキリング支援策や、ロボットおよびAIを研究する国内拠点の設立なども発表すると日経は報じている。
日米首脳会談で両首脳は防衛分野のほか、経済安全保障、半導体、AI、量子コンピューティングなど幅広い分野で両国関係の強さを強調するとみられている。
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原題:Microsoft to Invest $2.9 Billion in Japan Data Centers: Nikkei(抜粋)
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最終更新:4/9(火) 22:33
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