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(株)大林組【1802】の掲示板 2016/08/07〜2016/11/08

ドローンでレーザー測量 大林組、障害物あっても高精度
2016/9/26付日本経済新聞 夕刊

 大林組はドローン(小型無人機)を活用したレーザー測量技術を開発する。ドローンを測量で活用する動きが広がっているが、ドローンに搭載したカメラで画像を撮影する従来手法では樹木があると地表の状態が分からなかった。樹木など障害物があっても透過するレーザーなら地表を高精度で測量できる。工事現場で試験を重ね、来春以降に実用化する計画だ。

 ドローンに搭載したレーザースキャナーで地表にレーザーを照射し、衛星測位システムなどで機体の位置を把握して測量する仕組み。中国地方の工事現場でこのほど実証試験を始めた。

 ダムなどの土木工事で着工前に測量する場合、樹木を事前に伐採する必要があり、着工までに4~5カ月かかっていた。同社はドローンを使ったレーザー測量なら半分程度の期間で工事に着手できると見込んでいる。