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(株)FRONTEO【2158】の掲示板 〜2015/04/08

>>85549

夜中にいろいろ調べていて気がついたので補足を追加。
以前、UBICには文系の社員が多いという話があって
誰かがそれは営業が強いという意味だろう、と書いていた。

しかし自分はまったく違う意味に受け取っている。
データを処理するプログラミング系の仕事は理系の仕事かもしれないが、
人工知能に積む分析のための評価値の設計は文系の才能も必要だからだ。

たとえばある文書に、ある単語が出てきたとして、その単語が前後の文脈でどのような意味で使われているのか、
文脈次第で同じ単語でも意味が違ってくるので評価値を作るのは難しいはず。

そこは言語学や、場合によっては心理学などほかの専門家の助けが必要になるはずだし、
裁判関係の文書処理には弁護士、カルテなどの医療情報には医者などの専門家の助けが必要になる。
(もちろん、どの分野にでも専門家の助けと上質なデータがあれば応用が利く)

下記の動画でも、われわれのやっていることは単なるデータ処理ではない、
われわれはそれを「情報行動科学」として捉えている、会社のCTOは大学で哲学を専攻していた、
などと説明してる。(自分はこういう造語による説明は反ってわかりづらいと思いますけどね)
https://www.youtube.com/watch?v=49ZkHiqGYvA


ちなみに理屈はともかく、NHKで紹介されたこれ↓はすごいよね。
実際には、まったく「カルテル」という単語が使われていないのに、
前後の文脈から、使われていた隠語の意味が「カルテル」と見抜いたということだよね。

いやー、これはUBICの技術じゃないとできないでしょ~。
確かに単なる統計分析じゃない、人工知能だわ。
特許をとるだけある。思った以上に優秀。
やっぱり自分の目に狂いはなかった。これならIBMもSONYも怖くない。

「 電子化された数々の資料の中から、
人工知能が「証拠になる」と提示したのは、1通のメール。
一見、何の関わりもなく見える単語を、
前後の文脈から判断して、「カルテル」を意味する隠語だと見抜いたのです。」

http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2015/02/0219.html