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(株)デジタルホールディングス【2389】の掲示板 2015/04/09〜2017/03/28

“炎上”そして株価暴落…高まる「ネット監視」ビジネスの価値

―加速する監視需要、Eガーディアンやホットリンクなどに熱視線―

 企業がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)での自社に関する書き込みに神経をとがらせている。1人のツイートをきっかけに特定の企業に批判が集中し、その結果、時価総額が半分以下になったケースもあるなど、ネット上での「炎上」が重大なリスクとして意識されている。今後はSNS監視の需要がさらに加速するとみられ、株式市場でも関連銘柄に関心が高まっている。

●Eガーディアンやホットリンク、ポールHDなどに商機

 そこで注目されるのがSNSの監視を専門的に手掛ける企業で、リーディングカンパニーといえる存在がイー・ガーディアン <6050> だ。同社の基本は専門のオペレーターによる有人監視サービスで、大規模サイトを中心に月間の監視投稿数は約3000万件を誇る。なお、同社は16日付で東証マザーズから東証1部に市場が変更となっている。

 ホットリンク <3680> [東証M]は、ソーシャルモニタリングツール「e-mining(イーマイニング)」を運用している。約2000メディアを網羅し、SNS上での風評被害や誹謗中傷、情報漏洩などをいち早く検知できることから、金融業や食品加工業、小売業、医薬品業、化粧品業など累計1000社以上で導入された実績がある。

 データセクション <3905> [東証M]の不適切投稿監視サービス「Social Monitor+(ソーシャルモニタープラス)」。

 ポールトゥウィンピットクルーホールディングス <3657> は、グループのピットクルーが投稿監視システム「Marshal(マーシャル)」を運用。監視のみならず、記事投稿代行やSNS上に寄せられる問い合わせの対応などのサービスも提供している。

 セキュアヴェイル <3042> [JQG]は、情報セキュリティの構築やログ分析サービスなどを手掛けている企業。

 このほか、アフィリエイト(成果報酬型広告)監視システム「AdWatcher(アドウォッチャー)を手掛けるオプトホールディング <2389> や、グループ会社が投稿モニタリングサービスやソーシャルリスニングを提供しているガイアックス<3775> [名証C]などにも注目したい。