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日銀ETF買入れ比率変更、TOPIX連動型買い需要が大きい銘柄リスト
2016/09/21


日銀ETF買入れ比率変更、TOPIX連動型を2兆7000億円に増やす

9月21日、日銀金融政策決定会合で「総括的検証」を行い、金融機関に配慮した内容となった。後場に入り三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクが急上昇。

併せて日銀はETF買入れ比率の変更を発表した、従来から日経平均連動型ETFではファーストリテイリングなど、日経平均指数寄与度の大きい銘柄ばかりが上昇する傾向が強く批判があった。

きょうの会合でTOPIX連動型を増やす方針に変更、ETF買入れ額5兆7000億円の内訳を3兆円は従来通り3指数連動型、2兆7000億円はTOPIX連動型を対象にすることとした。

日本株投資戦略として、TOPIX連動型ETFが買われると株価にインパクトがある銘柄に注目される。日経平均225銘柄にも採用されており、TOPIX連動型ETF買入れ比率が高まると需給インパクトが大きい銘柄はメガバンク、ドコモ、双日、東芝、第一生命保険、新日鐵住金、関西電力、野村HD、ANA、JR東日本などがスクリーニングされる。