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GMOペパボ(株)【3633】の掲示板 2015/09/09〜2017/12/20

GMOペパボ、AIでサーバー運営効率高める次世代型システム開発へ
2016年8月12日 日刊工業新聞
 GMOペパボ(東京都渋谷区、佐藤健太郎社長、03・5456・2622)は、人工知能(AI)を使って同社が展開するレンタルサーバー事業などの運営効率を高める次世代型システム「なめらかなシステム」の開発に乗り出した。3年後の提供を目指し、差別化ツールとしてGMOグループのサービス利用につなげる。技術の成果は学術論文としてまとめる。
 なめらかなシステムは、システム自体がサービスの詳細を分析しつつ自律制御して管理者の手間をなくすことが大きな特徴。異常が起きる前に自動的にシステムを再構築してしまうことが目標だ。AIはサーバーの変化点をより早く検出することなどに使う。
 例えば、複数の企業が共有サーバーを利用しているとき、1企業のアクセスが増えてリソース(メモリーや記憶媒体の容量)が不足した際、アクセスが比較的少ない企業のリソースをセキュリティーを担保したまま活用する、といったことを自律的に行えるようにする。
 また、リソースへの負荷を監視するケースでも、負荷の大きさや詳細な状況を分析し、普段から多く負荷をかけているものに制限をかけて一時的な負荷増大には制限をかけない、といった判断も行う。サーバー運営や管理は技術者の手間がかかり、自動化が求められている。
 GMOペパボは7月1日に研究開発組織「GMOペパボ研究所」を設立した。同研究所が中心となり、なめらかなシステムの開発と実装を進めていく。すでに複数の要素技術は確立しているという。
ttp://www.nikkan.co.jp/articles/view/00396089?isReadConfirmed=true