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(株)フライトソリューションズ【3753】の掲示板 2016/08/19〜2016/08/30

>>127

来週はフィンテック関連が来るで。

来週(8月22-26日)の日経平均株価はもみ合いで推移しそうだ。予想レンジは1万6000-1万6900円とする。米国で現地26日に予定されているイエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長のワイオミング州ジャクソンホールでの講演を前に為替が円安方向に動きづらく、日本株は手掛かり材料難となる可能性がある一方、下値では公的買いへの期待が支えとなる。

 日経平均は1万6900円台が関門になりつつあり、今週もその付近からずるずると水準を切り下げた。国内の金融機関が保有株を評価する際に用いる3月月中平均に相当するため、これより上では国内勢の買いが入りにくい。過去の累積出来高が相対的に多い価格帯でもあり、当面は強力な上値のフシとなる可能性が高い。

 一方、直近の4-6月期決算では、厳しい外部環境の中でも企業の底堅い収益力が示されたことで、日本株は円高に対する一定の耐性を身に付けたようだ。ドル・円はブレグジット(英国のEU<欧州連合>離脱)ショック時と同じ1ドル=100円前後のレベルにあるものの、日経平均はその時の水準を大きく上回る。

 また、6兆円の年間枠を原資とする日銀のETF(上場投資信託)買い入れの頻度はこれまでのところ高くないが、規模感を考えればいずれペースアップしてくるとの見方は根強い。特に日経平均が1万6000円に近づく場面があれば、期待感は一段と高まり、大台割れ回避に寄与するだろう。

 17日に公表された7月のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録によれば、追加利上げに対するメンバーの意見はまちまちだ。このため、9月利上げをめぐる不透明な状況は少なくともイエレン議長の講演までは変わらず、早期の円高修正は起こらない公算が大きい。外部要因がこう着するなか、日本株は需給に沿う形でレンジ内を上下する展開が予想される。

 全体と異なる動きが見込まれるテーマ株を探る上で、23日に日銀が開催する「第1回フィンテック(金融のIT化)フォーラム」に注目したい。同フォーラムでは黒田日銀総裁もあいさつし、仮想通貨の基盤技術である「ブロックチェーン」や、生体認証技術が取り上げられる。