ガンホー・オンライン・エンターテイメント(株)【3765】の掲示板 2025/03/12〜

その頃――銀座のある会員制焼肉店にて
白いのれんをくぐると、静かな炭火の香りが出迎える。
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店の奥、決まって用意される特別席。
そこには、相変わらずピンピンした男がいた。
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森下は、箸の先で慎重に一切れのラムを裏返す。
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ジュウッ――
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炭火に走る音が、妙に心地いい。
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スタッフ「お疲れさまです、森下先生。提案、出てましたね」
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森下「うん。俺に“NO”を突きつけるやつ、
　そもそも“YES”の重みを知らないみたいだね」
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森下は笑って、ミントダレを少しだけつけて口へ運ぶ。
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「悪くない。でも……」
（少し考えて）
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「“味”が、まだ完成してないな」
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スタッフ「……ラムの話ですか？」
森下「うん、あとゲームの話でもある」
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グラスを傾けながら、森下は手元のメモ帳に何かを書き込む。
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『タイトル案 “あつまれ 株主の森“　株主総会を運営するほのぼのゲー。提案をDIYで否決し、森下の像を島に建てるイベントあり。』
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「“モノ言う”のは自由だけど、“何も言わない大多数”の力って、案外すごいんだよね」
「もっとこう、バズるようなサンバ復活の提案だったら、俺もちょっと焦ったかもね」
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スタッフ「……」
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店内の炭火が、ゆるやかにゆらめく。
森下はゆっくり席を立ち、最後に残った一枚のラムをじっと見つめる。
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「……これが焦げない程度の熱量が、ちょうどいいんだよ」
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言ってから、
自分で「我ながら名言っぽい」と小さく笑う。
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その夜、
銀座の空には、煙のようにゆっくりと――
新しい企画の予感が漂っていた。
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つづく

『モノ言う投機家、汗と涙の森下潰し作戦』
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モノ言う投機家は焦っていた。
ゲーム株界の眠れる巨人・森下が、相変わらずピンピンしていたからだ。
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「報酬、上がってる？ヒットなしで？なぜ…ッ！」
そう叫びながら、モノ言う投機家は作戦を練った。
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■ 工作その1：資料攻撃
・パワポ100枚の提言資料を作成（タイトル：『黒字経営森下ガンホー再起にむけて！？』）
　→ 全ページに「ここが変だよ森下経営」コーナーあり
　→ 途中、完全に愚痴になってるスライドも存在
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・業績グラフを部分的に切り取って“右肩超下がり”風に演出
　→ 「2014年からを拡大表示」という妙技
　→ 「こんなん誰も信じんやろ…」と自分で思いながら送信
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■ 工作その2：メディア攻勢
・メディアにリーク記事をばら撒く　「パズドラのガンホー、株主提言で“怠慢経営”の指摘13年間ヒット作ゼロ。業績･株価低迷の一方、森下社長報酬は任天堂に匹敵」
　→ そこそこ話題にはなった。が、SNSの反応は――
　　パズドラ森下がまだそんな金もらってたんだ。と世間に夢を与え奇才森下を懐かしむ声に溢れた
　→ モノ言う投機家、静かに机を殴る。
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■ 工作その3：掲示板潜入作戦
・工作員が掲示板に書き込む。
　「正直、森下そろそろ潮時だろ」「ゲーム出なさすぎ」「社長、誰かと替えよーぜ」
　→ しかし賛同は得られず、逆に森下支持の結束力を強くした。
　→ モノ言う投機家、二度目の机殴打。
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■ 工作その4：筆頭株主・泰蔵根回し作戦
　→ “泰蔵を動かせ”謎の手紙「一緒に、未来を変えませんか？」
　　泰蔵「森下のほうが面白い」
　→撃沈。
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このようにして、
汗と涙と手間暇をかけた“森下潰し作戦”は、着々と空回りを始めていた。
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それをよそに、森下はこの時――
銀座のある会員制焼肉店で、ラムを焼いていた。

ガンホーは経営が下手でコケる！

保有している株の内、他の株は下がっていても今日はしょうがないよねって思えるけど、ここだけはそう思えない。

猿下が留任したら、株価大暴落。
これが猿下社長に対する市場の正しい評価。

アメリカ人はアメ車を買うようになるわけない…

壊れるし、燃料悪いし…

トランプ狂ってる…

あ〜あ…。
つまらん…

森下さんが退任されなかったのは残念だがＳＣは想定内だろう。安くなれば買い増しし今後発言力を拡大することに期待したい。森下さんは今回のことを教訓に経営について真摯に考え直すべきだ。いやみ自らの実力を認識し勇退すべきだと思う。