関東電化工業(株)【4047】の掲示板 2016/07/01〜2017/07/16

今朝の日経産業は「３次元メモリーけん引、７月ＢＢレシオ、高水準続く、スマホ需要減補う。」と題して長文の記事を流しています。要約しますと

「米アップルのスマホ向けの半導体需要が減ったが、日本の製造装置メーカーは意に介さない。新しいイノベーションを反映した「３次元ＮＡＮＤフラッシュメモリー」への設備投資が本格化し、新しい装置需要の波が生まれているからだ。」

「日本半導体製造装置協会（ＳＥＡＪ）が１７日発表した７月の日本製半導体製造装置のＢＢレシオ（３カ月移動平均、速報値）は、１・２３となり８カ月連続で１を上回った。昨年夏以降に落ち込んだ需要の反動だけで、このところの高い受注水準を説明するのは難しい。記憶素子を立体的に積み上げる３次元ＮＡＮＤフラッシュメモリーへの投資が始まっているのだ。東芝は３年間で８０００億円投じる。
ＳＥＡＪは「大きな投資の波になりそうだ」と期待する。」

「スマホ向けもすべてだめだというわけではない。４～６月期の四半期受注額が２００７年以来の高水準だった東京エレクトロンは、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）が安いスマホへの投資を拡大し、受注が増えた。
日本製ＦＰＤ製造装置のＢＢレシオは１・１８で、１９カ月連続で１を上回った。販売額は前月比４・８％増の４０７億円となり、約３年ぶりに４００億円を超えた。昨年以来、大型テレビやスマホ向けに中国のパネルメーカーの高水準の投資が続く。」（以上）

この記事にはありませんがスマホにはアップルはじめ、有機ＥＬ需要が待ち構えて居ます。
三次元ＮＡＮＤ向け六フッ化タングステンでも先行する関東電化、期待しましょう。