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デンカ(株)【4061】の掲示板 2015/04/28〜2017/10/30

◇東証前引け、反落 海外勢の買い控えを懸念、ガイシとアルプスが大幅安

 31日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前週末比76円93銭(0.44%)安の1万7369円48銭で前場を終えた。米大統領選挙を巡る不透明感や円相場の強含みを受けた売りが優勢だった。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。

 米大統領選のヒラリー・クリントン民主党候補の私用メール問題について、米連邦準備理事会(FRB)が捜査を再開したと伝わり、先行き不透明感が強まった。日本株の下支え役となった海外投資家の買いが弱まるとの懸念が売りを促した。外国為替市場で円相場が1ドル=104円台後半とやや円高・ドル安に振れたことも、買い手控えムードを強めた。

 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆245億円、売買高は10億7816万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1152と、全体の約58%を占めた。値上がりは693、変わらずは139銘柄だった。

 2017年3月期の業績見通しを下方修正したガイシとアルプスが大幅安となった。武田とアステラスは下落し、ブリヂストンと楽天が下げた。原油安を背景に国際石開帝石とJXの下げも目立った。一方、半導体ウエハー需要の高まりを好感した買いが集まったSUMCOが連日の大幅高となった。日立と富士通は上昇し、信越化とデンソーが上げた。関西電と東エレクの上げが大きかった。

 東証2部株価指数は続伸した。シャープとアートSHDが上げ、朝日インテクとMCJは下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕