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大日精化工業(株)【4116】の掲示板 2015/04/28〜2024/03/27

大日精化工業<4116> 
大日精化は高付加価値品の構成比高まり、会社側の営業益横ばい予想は上振れ必至
配信日時:12/06 16:10
配信元:東洋経済

大日精化工業<4116> 大日精化は高付加価値品の構成比高まり、会社側の営業益横ばい予想は上振れ必至
 プラスチック着色剤、顔料の大手、大日精化工業の業績が好調だ。会社の今2017年3月期営業利益予想は100億円と前期比横ばいだが、4期連続の営業増益となる公算が高い。

 第2四半期(16年4~9月)の会社営業益予想は46億円だったが、実績は約10億円上回った。会社の説明は「水処理施設の耐震工事があるため、上期に化成品の生産が集中し高稼働になった。通期では均される」というものだが、耐震工事は前期から予定されていたもので、最近決まったものではない。本当の理由は、利幅の薄い製品が減り、好採算の製品が増えるという製品構成の改善である。今期を含む4期、増益の反面、売上高が微増ないし減少であることを見れば明らかだろう。

 典型的なのが高分子事業だ。低価格車では使われない自動車向け内装用材料は競合が少ないグローバルニッチな製品で、これが内外で伸びている。また、情報記録関連向けのコーティング剤も2ケタ成長だ。一方でオフセットインキなど採算のよくないものが減っている。

 着色剤のように意識的に安価品の受注を絞っているものもあるが、多くは需要家自体が製品の高付加価値品を進めているためと会社は見ている。その流れが下期になって急に変わるとは考えにくい。東洋経済では、会社の説明を勘案しても、通期では上期に上振れた利益の大部分が残ると見て、表記のように予想している。

 来18年3月期は内外の増産設備が立ち上がるうえ、前期、今期の2期にわたって実施された耐震工事がなくなる。増収と稼働の安定化で5期連続の営業増益が確実だ。最終利益は今期に工場売却特益があるため小幅減益だが、会社が株主還元を強く意識し始めているため、4期連続増配となる可能性が高い。

引用終わり
この掲示板の57の書き込みで私が書いた事を補足した内容になっていますね。
どうしても昔からある会社だから昔の業績のイメージが張り付いていますが、売上高営業利益率の推移を見ればどんどん高収益になっているのは一目瞭然なんですけどね。