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エーザイ(株)【4523】の掲示板 2016/01/27〜2016/12/09

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まさむね 強く買いたい 2016年8月24日 07:22

認知症、細胞に直接作用、アルツハイマー治療薬、エーザイ、20年めど。
2016/08/24 日経産業新聞 (抜粋)

 エーザイは新型のアルツハイマー型認知症の治療薬を2020年をめどに商品化する。脳内の神経細胞の働きに直接作用し、記憶障害や精神の不安定さなどアルツハイマー特有の症状を抑える。世界的な高齢化の進展で認知症患者は増えており、臨床試験を急いで競合に先駆けた販売を目指し、新たな主力薬に育てる。
 新たなアルツハイマー型認知症の治療薬は「E2027」で、このほど米国で初期段階の臨床試験を始めた。日本などでも段階的に試験を開始し、効果や副作用などを調べたうえで20年以降に日米欧での販売を目指す。
 E2027は脳内で認知機能などをつかさどる「海馬」と呼ばれる部分の中にある神経細胞に直接作用するのが特徴だ。アルツハイマーに近い症状を持たせたマウスを使った実験では、海馬の細胞にあるサイクリックの量が、投与した後には健康なマウスの量にまでおおむね戻った。同社によると、人間の患者でも脳の脊髄液にあるサイクリックの量が上昇することが臨床試験で確認されており、海馬でも同様な効果があるとみている。
 国際アルツハイマー病協会によると、認知症は高齢化の進展に伴って患者が増え続けている。15年には世界で4700万人おり、50年には1億3500万人にまで増加すると推計。国内でも12年に462万人(厚生労働省調べ)が患っているとされ、今後も増加傾向が続くとみられる。

※介護の苦労を軽減できれば、老いる方も気持ちが楽に。