投稿一覧に戻る 小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2016/11/11〜2016/11/14 544 アスナロ 2016年11月12日 13:33 「小野ーBMS社腫瘍免疫プロジェクト」 小野薬品が11月8日に行ったアナリスト向け決算説明資料の中に、「開発パイプラインの進捗状況」があります。 メインはオプジーボの国内・国際の開発状況ですが、6Pの「小野ーBMS社腫瘍免疫プロジェクト」は、とても有意義な表のようです。 将来的な、T細胞とがん細胞との戦争作戦図のようにも見えます。 この表によると、まず「T細胞」をウレルマブ(抗CD137受容体作動薬)が活性化し、イピリムマブ(ヤーボイ)が抑制を解除して、「T細胞」からより強力な「エフェクターT細胞」に進化させます。 そして「エフェクターT細胞」が「がん細胞」と戦います。 その際に主人公のオプジーボがPD-L1からPD-1の抑制を解除し攻撃を強化します。 一方、BMS-986207(抗TIGIT抗体)、BMS-986016(抗LAG-3抗体)、BMS-986227(抗CSF-1R抗体)などががん細胞からの攻撃を防御します。 リリムマブ(抗KIR抗体)はがん細胞を攻撃するNK細胞(ナチュラルキラー細胞)をサポートします。 私には、素人なりにこのように見えます。 現在は、オプジーボ単剤での戦いですが、1~2年後にはヤーボイと併用が始まります(肺がん、胃がんなどすでに第Ⅲ臨床中)。更に数年後には、BMS社が開発中のウレルマブ、リリルマブなどとの併用が加わり、全ての「がん」に対する奏効率が格段に向上して行くと思われます。 そして、いずれは「がん」になったら、まず、オプジーボ・ヤーボイなどの混合免疫製剤を服用することになると思います。外科手術も放射線治療も抗がん剤も不要になる時代が来ると想像してしまいます。 そう思う83 そう思わない2 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
アスナロ 2016年11月12日 13:33
「小野ーBMS社腫瘍免疫プロジェクト」
小野薬品が11月8日に行ったアナリスト向け決算説明資料の中に、「開発パイプラインの進捗状況」があります。
メインはオプジーボの国内・国際の開発状況ですが、6Pの「小野ーBMS社腫瘍免疫プロジェクト」は、とても有意義な表のようです。
将来的な、T細胞とがん細胞との戦争作戦図のようにも見えます。
この表によると、まず「T細胞」をウレルマブ(抗CD137受容体作動薬)が活性化し、イピリムマブ(ヤーボイ)が抑制を解除して、「T細胞」からより強力な「エフェクターT細胞」に進化させます。
そして「エフェクターT細胞」が「がん細胞」と戦います。
その際に主人公のオプジーボがPD-L1からPD-1の抑制を解除し攻撃を強化します。
一方、BMS-986207(抗TIGIT抗体)、BMS-986016(抗LAG-3抗体)、BMS-986227(抗CSF-1R抗体)などががん細胞からの攻撃を防御します。
リリムマブ(抗KIR抗体)はがん細胞を攻撃するNK細胞(ナチュラルキラー細胞)をサポートします。
私には、素人なりにこのように見えます。
現在は、オプジーボ単剤での戦いですが、1~2年後にはヤーボイと併用が始まります(肺がん、胃がんなどすでに第Ⅲ臨床中)。更に数年後には、BMS社が開発中のウレルマブ、リリルマブなどとの併用が加わり、全ての「がん」に対する奏効率が格段に向上して行くと思われます。
そして、いずれは「がん」になったら、まず、オプジーボ・ヤーボイなどの混合免疫製剤を服用することになると思います。外科手術も放射線治療も抗がん剤も不要になる時代が来ると想像してしまいます。