アンジェス(株)【4563】の掲示板 2016/07/27〜2016/07/30

>>14

患者の身になればわかります。
あなたは重症虚血肢患者です。治療の第一選択は外科手術ですが、あなたは手術不適応とされました。このまま放置すると1年以内の死亡率が25％ですと宣告されました。

そのあなたに先進医療が提案されました。
Ａは自身の細胞を採取し筋肉注射で移植する血管新生療法です。2週間入院していただくことになりますが、移植した17人のうち2年以内に死亡した例がない治療法です。
Ｂは、有効かどうか試験中の新薬(遺伝子プラスミド)を筋肉注射します。過去の治験データによると2年後の死亡率は25％ですが、麻酔も入院の必要もありません。

切迫詰まった患者のあなたが麻酔はいやだという理由でＢを選びますか？

同じようなことが、国内のあちらこちらで起きているのです。
それが、遺伝子治療薬の医師主導型臨床研究に2年間で２名しか参加者がいなかったという現実になっているわけです。
おそらく、米国の現状も同じだろうと推察できます。
50万人いる米国で、アンジェス社はコラテジェンの対象となりうる患者は10万人と見込んでいました。その米国で20ヶ月の期間にたった46人だけの登録しかなかったのです。

アンジェス社が不利な真実を株主にすべて教えるということはありません。空気で察する能力が必要です。
私も物言う株主になる資格があったほうがいいので、100株購入することにしましたよ。