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NANO MRNA(株)【4571】の掲示板 2016/12/06〜2016/12/21

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Yattusan 強く買いたい 2016年12月8日 09:58

AMED 国立研究開発法人・日本医療研究開発機構のHP より
プレス リリース: 2016年12月6日
“長鎖非翻訳RNA”をターゲッツトとした悪性脳腫瘍に対する新たな治療法に関する
研究発表について
               名古屋市立大学病院
               川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンター
               東京大學大学院、名古屋大学大学院
               
概要:
◎共同研究により、タンパク質に翻訳されないRNAのうち“長鎖非翻訳RNA”と呼ばれるRNAをターゲットとした治療法が、悪性脳腫瘍に有効である可能性を培養細胞や
マウスを用いた実験からあきらかになりました。

本研究出は、長鎖非翻訳RNAのひとつであるTUG1によりがん幹細胞が維持される
仕組みを解明し、TUG1をターゲットとした治療薬が、がんの治療に有効である
可能性を見出しました。

研究成果:脳腫瘍の1つであるグリオプラストーマ膠芽種)は脳腫瘍のなかで最も
高頻度に発生するきわめて悪性度の高い腫瘍です。現在、この腫瘍に対する有効な
治療法はなく、新しい治療法が求められています。
本研究では、ヒト脳腫瘍から、がん幹細胞を作成し、がん幹細胞の維持にかかわる
長鎖保翻訳RNAの役割について、詳細に解析しました。その結果、TUG1により
がん幹細胞が維持されていることを世界で初めて明らかにしました。
次に、“抗TUG1として働く薬剤”を作成し、がん幹細胞を移植したマウスを
用いて、がん治療薬としての有効性について解析を行いました。有効ながん治療薬を
開発するためには、薬剤をがん部のみに送り届ける必要が」あります。
そこで、本研究ではナノイノベーションセンター片岡センター長等の協力のもと、
薬剤をがん部のみに届けることが出来る”運び屋“と抗TUG1として働く薬剤を
組み合わせた治療薬(TUG1-DDS)を作成しました。
そして、マウス実験では、TUG1-DDSががん部のみに送達され、、有効な抗腫瘍効果
を示す事を確認しました。今後、本治療法についての副作用等をふくめた解析を
薦め、安全性にかんする試験を行い、TUG1-DDSの実用化を目指します。
ナノキャリア社からのIR NEWSは意外と速いかも。