ＮＡＮＯ ＭＲＮＡ(株)【4571】の掲示板 2017/02/27〜2017/03/03

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　バイオベンチャーの成功の難しさが浮き彫りになった。22日、インフルワクチンの開発に失敗したＵＭＮファーマが都内で決算説明会を開催。平野達義社長に対し、投資家から「ワクチン失敗についてどう考えているのか」と厳しい質問が飛びだした。

　同社の経営は苦境に陥っている。前期、140億円に上る巨額の損失を計上した。これはＵＭＮとワクチンを共同開発していたアステラス製薬が、ワクチンの開発を断念すると発表、契約を解除したことによる。ＵＭＮはワクチンの成功を当て込み、ＩＨＩと共同でワクチン製造工場を建設していた。この工場を手放し、その整理損100億円を計上した。

　アステラスやＩＨＩがＵＭＮの技術を有望視して開発や製造に参画したのも無理はない。両社がＵＭＮと契約した2010年当時、ＵＭＮの技術の評価は高かった。わずか２カ月でワクチンが製造可能で、新型インフル対策に有望視された。

　それが一転、「ワクチンとして意義が乏しい」と評価され、承認がかなわなくなった。技術の評価は常に変わる。

　医薬品の開発は難しく、資金の乏しいベンチャーならなおさらだ。昨年も窪田製薬ホールディングス、アンジェスＭＧ、ナノキャリアなどのベンチャーが最終段階の臨床試験で失敗している。

電子版では、ココまででしたね。申し訳ない。