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(株)デ・ウエスタン・セラピテクス研究所【4576】の掲示板 〜2015/04/28

>>145955

目医者殿、
横レス失礼

>>薬効が人種間で大きく異なった薬剤の事例てあったんですかね
歴史的に日本は低めの用量を選択する傾向があって、同じ薬でも日本の方が用量が低いものがありますよ。
それは用量を選ぶ際に人種差つうよりも、副作用のリスクを下げたいっ!って国民性から生じたもんですな。
海外と用量が違うのは高血圧の薬とかガンの薬とかいろいろありますな。その流れで日本人は外人と違う、みたいな都市伝説になり官民あげてその亡霊に未だにとりつかれますよ。

日本人は効き方が違うっ!という有名な事件はイレッサですな。日本で承認されたにもかかわらず海外P3で有効性が示唆されなかったやつですよ。結果としては組み入れられた患者の中でEGFR変異集団の数が違ったせいで有効性データの違いが生じたんだけど、未だに「日本人と外人は効果が違う』ってねじ曲がって解釈されている筋もある。
ま、大きくみれば民族ごとにEGFRとかの変異が異なることをもって人種差っていえるが、問題を大きくしすぎたね。重箱の隅が好きな国民なので仕方ないかな。