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(株)ノザワ【5237】の掲示板 2015/04/29〜2019/05/13

>>161

無配で株価100円だった頃からの弱小ホルダーです。ノザワ社の中国連結子会社(セキスイとの合弁)の減損計上は最大40億円位(総額)まで、膨らむ可能性があります。工場は竣工したが中国地方政府の大型都市計画の中止によりハシゴをはずされた、ノザワ社(セキスイも)は上海を中心とした地域に需要拡大に懸命ですが先は見えません。また瀋陽という遠隔地からの中央部への移送コストがネックになるでしょう。日本国内の好業績の今期に、今回の減損発表となりましたが、国内業績の絶好調は3年、好調はさらに数年は続き、中国事業のつまづきは致命傷には至らないと思います。でも、地味なノザワ社にしてはちょっと勇み足だったかな。しかし、投資をするうえで読めないリスクは必ず存在し、意外な環境の好転もあります。この会社の配当も増えてきましたが、設備投資がつねに必要な製造業であれば、銀行、商社のような配当性向は無謀です。野澤俊也社長はどん底業績(無配、借金だらけ)から好転させてくれたのは評価するほかありません。今回の減損が勇み足のつけになっても、中国経済の好転(無理と思いますが・・)で軽傷にすんでも、どの会社もリスク要因はあると理解しております。将来、経営的にはおおむね順調に推移して、若干の増配は見込めると思います。もちろんそう考えでしょうが、所有継続者には「小吉」以上の結果になります。

  • >>165

    私の投稿に対するコメントのようなので、ちょっとお聞きしますが、

    >減損計上は最大40億円位(総額)まで、膨らむ可能性があります。

    と書かれている点についてです。

    ttp://www.nozawa-kobe.co.jp/ir/pdf/release110413_1.pdf
    には、 設備投資額 約19 億円(予定)と書いてあります。
    (私が、以前にIRに聞いたところでは、この19億円は想定元本で、実際はもう少し少ないと言っていました。)

    また、ノザワの今期3QのB/Sを切り取って下に載せましたが、
    建物及び構築物と機械装置及び運搬具を併せて、前期末では42億6000万円です。もちろん、この中には、中国子会社ばかりでなく日本国内の工場の建物・機械なども含まれていますから、40億円減損処理したら、国内の工場・設備まで減損処理をすることになってしまいます

    何かのお間違いと思いますが、減損計上最大40億円の根拠が別にあるのでしたら、お教え下さるようお願い申し上げます。

    尚、中国子会社への設備投資19億円のうち、今期13億円を減損処理しましたが、
    ttp://www.nozawa-kobe.co.jp/ir/pdf/release160205_1.pdf
    私が切り取って載せた今期3QのB/Sをご覧戴けば分かるとおり、数字が減っているのは「機械装置及び運搬具」の方で、「建物及び構築物」の方は、減価償却と思われる分以外は数字が減っていません。
    つまり、中国子会社の工場建屋については、減損処理をしていません。

    また、19億円のうち13億円減損処理をしたということは、機械装置の残りの耐用年数で、6億円しかキャッシュを稼げないことを意味しすから、中国子会社は開店休業状態であると予測され、近く撤退する可能性も高いと思います。
    従って、撤退した場合は、減損後の残り6億円について、固定資産売却損、固定資産除却損という形で特別損失が出ます。(ノザワの負担分は約半分の3億円)

    最後に、ひとつ明るい話を書いておきましょう。

    四季報が来期のEPSを92円と書きましたが、なぜ92円になるかと言えば、私が>>136に書いたとおりです。
    しかし、92円だと、それは今期と比べて業績の伸びが無いこと(つまり、変わらず)を意味します。

    ところが、積水ハウス(1928:東1)の今期本決算に、来期は賃貸住宅事業の売上げが4.1%伸びる(今期は0.5%の伸び)と書いてあります。
    (積水は1月決算ですので、つい先日2016年1月期の本決算を発表しました。)
    ttp://www.sekisuihouse.co.jp/company/financial/library/briefs/data/__icsFiles/afieldfile/2016/03/10/t20160310.pdf

    ノザワの売上げの25%は積水ハウスが相手先で、ノザワの製品は積水の賃貸住宅に使われているので、積水ハウスの賃貸住宅が今期に比べて大幅に伸びることは非常に良いニュースです。

    来期のノザワのEPSは、おそらく待望の3桁に乗せるでしょう。

    また、積水ハウスの決算短信P6には、こんなことが書いてあります。
    -----------------------------------------------------------------------------
    賃貸住宅事業では、都市部での需要増加、相続税改正に対応するための高いニーズが継続しており、多目的な用途にも対応し柔軟な提案が可能な当社の3・4階建て賃貸住宅の販売が順調に進捗致しました。また、上階からの床衝撃音を一般的な鉄骨造の約3分の1に軽減する高遮音床システム「SHAIDD(シャイド)50」を発売し居住性能を高めるとともに、4階建て住宅の設計・建築確認許可のスピードアップとコスト低減を図ることで、競争力を強化致しました。
    -----------------------------------------------------------------------------
    3・4階建て賃貸住宅は、ノザワの外壁を使っています。また、高遮音床システム「SHAIDD(シャイド)50」は、ノザワが作っている製品なんです。

    (株)ノザワ【5237】 私の投稿に対するコメントのようなので、ちょっとお聞きしますが、   >減損計上は最大40億円位(総額)まで、膨らむ可能性があります。  と書かれている点についてです。  ttp://www.nozawa-kobe.co.jp/ir/pdf/release110413_1.pdf には、 設備投資額 約19 億円(予定)と書いてあります。  (私が、以前にIRに聞いたところでは、この19億円は想定元本で、実際はもう少し少ないと言っていました。)  また、ノザワの今期3QのB/Sを切り取って下に載せましたが、  建物及び構築物と機械装置及び運搬具を併せて、前期末では42億6000万円です。もちろん、この中には、中国子会社ばかりでなく日本国内の工場の建物・機械なども含まれていますから、40億円減損処理したら、国内の工場・設備まで減損処理をすることになってしまいます  何かのお間違いと思いますが、減損計上最大40億円の根拠が別にあるのでしたら、お教え下さるようお願い申し上げます。   尚、中国子会社への設備投資19億円のうち、今期13億円を減損処理しましたが、 ttp://www.nozawa-kobe.co.jp/ir/pdf/release160205_1.pdf 私が切り取って載せた今期3QのB/Sをご覧戴けば分かるとおり、数字が減っているのは「機械装置及び運搬具」の方で、「建物及び構築物」の方は、減価償却と思われる分以外は数字が減っていません。 つまり、中国子会社の工場建屋については、減損処理をしていません。  また、19億円のうち13億円減損処理をしたということは、機械装置の残りの耐用年数で、6億円しかキャッシュを稼げないことを意味しすから、中国子会社は開店休業状態であると予測され、近く撤退する可能性も高いと思います。  従って、撤退した場合は、減損後の残り6億円について、固定資産売却損、固定資産除却損という形で特別損失が出ます。(ノザワの負担分は約半分の3億円)   最後に、ひとつ明るい話を書いておきましょう。   四季報が来期のEPSを92円と書きましたが、なぜ92円になるかと言えば、私が>>136に書いたとおりです。 しかし、92円だと、それは今期と比べて業績の伸びが無いこと(つまり、変わらず)を意味します。  ところが、積水ハウス(1928:東1)の今期本決算に、来期は賃貸住宅事業の売上げが4.1%伸びる(今期は0.5%の伸び)と書いてあります。  (積水は1月決算ですので、つい先日2016年1月期の本決算を発表しました。) ttp://www.sekisuihouse.co.jp/company/financial/library/briefs/data/__icsFiles/afieldfile/2016/03/10/t20160310.pdf  ノザワの売上げの25%は積水ハウスが相手先で、ノザワの製品は積水の賃貸住宅に使われているので、積水ハウスの賃貸住宅が今期に比べて大幅に伸びることは非常に良いニュースです。   来期のノザワのEPSは、おそらく待望の3桁に乗せるでしょう。  また、積水ハウスの決算短信P6には、こんなことが書いてあります。 ----------------------------------------------------------------------------- 賃貸住宅事業では、都市部での需要増加、相続税改正に対応するための高いニーズが継続しており、多目的な用途にも対応し柔軟な提案が可能な当社の3・4階建て賃貸住宅の販売が順調に進捗致しました。また、上階からの床衝撃音を一般的な鉄骨造の約3分の1に軽減する高遮音床システム「SHAIDD(シャイド)50」を発売し居住性能を高めるとともに、4階建て住宅の設計・建築確認許可のスピードアップとコスト低減を図ることで、競争力を強化致しました。 ----------------------------------------------------------------------------- 3・4階建て賃貸住宅は、ノザワの外壁を使っています。また、高遮音床システム「SHAIDD(シャイド)50」は、ノザワが作っている製品なんです。