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住友金属工業(株)【5405】の掲示板

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sim***** 強く売りたい 2015年11月21日 11:55

日向製錬所から排出されるスラグによる公害を指摘した主婦に対して、日向製錬所は地元廃棄物収集運搬業者と協力して、営業妨害や名誉棄損として損害賠償請求裁判を提訴し、主婦から金を巻き上げることに成功しました。
公序良俗に反する企業活動であり、誤った判決だと多くの国民は思っています。

しかし、日向製錬所の鉱さい公害のリスクが無くなった訳ではなく、大同特殊鋼のスラグ、石原産業のフェロシルトのようになるリスクがあります。

住友金属鉱山は事業上の環境保全と法令遵守に係るリスクとして、以下を表明している。

鉱山業及び非鉄金属製錬業は、環境保全、鉱害又は公害防止、鉱業又は産業廃棄物処理、毒劇物管理など広範な法令の適用を受けております。それらの法令により、事業者の過失の有無に拘わらず損害補償を課せられること、休廃止した鉱山の維持管理を課せられることがあります。
また、新たな環境規制などにより追加の費用負担が発生する可能性があります。さらに鉱山業及び非鉄金属製錬業は、環境汚染と鉱業又は産業廃棄物処理のリスクとそれに対応する責任を負っております。
http://www.smm.co.jp/ir/management/risk/
(引用終わり)
フェロシルト株主代表訴訟では、5年余にわたる裁判の末、2012年に、大阪地裁は、石原産業株式会社の製品フェロシルトの製造・出荷に関わった元取締役ら3名に対して、それぞれ485億円、254億円、101億円の損害を石原産業に対して支払うように命じました。

日向製錬所のグリーンサンドが、フェロシルトのようにならないことは、否定できません。環境や正義を守るために株主代表訴訟が得意な方や、興味のある人が株主になっていただくことは、良いことだと思います。