住友金属鉱山(株)【5713】の掲示板 2016/04/04〜2016/09/26

〔ＮＹ金〕反落（１５日）

　【ニューヨーク時事】１５日のニューヨーク商品取引所（ＣＯＭＥＸ）の金塊先物相場は、為替相場の変動に振り回された後、反落した。中心限月１２月物の清算値は前日比８．１０ドル安の１オンス＝１３１８．００ドル。
　朝方に発表された小売売上高などが弱めだったことから外国為替市場では一時ドル売り・ユーロ買いが加速。これを受けて、ドル建てで取引される金も割安感から買い進められ、一時１３３２．５０ドルまで上昇した。
　しかしその後、対ユーロでドルが買い戻されて為替相場が反転すると、金相場は割高感から下落した。来週の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）では、利上げは見送られる公算が大きいが、年末までには追加利上げが行われるとの見方が支配的となっている。一方、日銀と欧州中央銀行（ＥＣＢ）はさらなる金融緩和が必要になるとみられている。
　またこの日は、原油や株式などのリスク資産に買いが入り、安全資産とされる金需要が後退したことも圧迫材料となった。
　金塊現物相場は午後１時５７分現在、６．２８５ドル安の１３１６．３６０ドル。

(2016年09月16日 05:11)