住友金属鉱山(株)【5713】の掲示板 2016/04/04〜2016/09/26

〔ＮＹ金〕続落＝３カ月ぶり安値（１６日）

　【ニューヨーク時事】週末１６日のニューヨーク商品取引所（ＣＯＭＥＸ）の金塊先物相場は、米インフレ指標の発表を受けてドルが対ユーロで買われたことに伴う割高感などから続落した。１２月物の清算値は前日比７．８０ドル安の１オンス＝１３１０．２０ドルと、中心限月の清算値ベースで６月２３日以来約３カ月ぶりの安値を付けた。
　米労働省が朝方発表した８月の消費者物価指数は前月から０．２％上昇、コア指数も０．３％上昇し、いずれも市場予想を上回った。これを受けて、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）が年内には利上げに動けるとの観測が強まり、金利を生まない資産である金相場は圧迫を受けた。また、外国為替市場ではこの指標を受けてドルが対ユーロで上昇、ドル建てで取引される金に割高感が生じたことも相場を押し下げる要因となった。
　ただ、この日は原油安などを嫌気して米株相場も反落し、金に「質への逃避買い」が入る場面も見られた。
　金塊現物相場は午後１時４８分現在、８．８６０ドル安の１３０７．５００ドル。

(2016年09月17日 05:47)