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住友金属鉱山(株)【5713】の掲示板 2016/09/27〜2017/03/31

2013年4月以降、世界の金価格は下落しており、1200ドル~1300ドル/トロイオンスのコストを割り込みそうです。
世界中の金鉱山は、まだ、赤信号が点滅しだした状態です。黄色信号まで上昇するのはいつ頃でしょうか?

最高品位の菱刈鉱山の生産コストは、最低レベルと推定して、1200ドル弱でしょう。何とか採算とれている状態ですが、事業としては投資対象でしょうか?
菱刈鉱山の産金量7.5t/年間⇒4800円/gで計算すると売上360億円。連結売上8500億円の4%弱です。

金の現状は、世界的には、新しい貨幣の電子マネーに圧倒されてます。地方自治体が地域振興に発行する割引商品券や小売業のプリペードカードや各種商品券などと同じ信用力の弱い限定貨幣のようなものです。
そうおもえば、企業や自治体が準貨幣のようなものまで自由に発行できる世の中になりました。
考えれば、実態の見えない信用経済ほど、恐ろしいものはありません。
誰もコントロールできない世界経済は、今や自然災害のようなもに変わりました。

世界中で信用不安が静かに浸透しているようで、最後には、実物資産の金や銀に戻るでしょうが、まだ、時間かかりそうです。先進国貨幣のバスケット方式は、先進国だけが恩恵を受けます。他の多数の国は金本位制復活に動くと思います。米国も大産金国ですが、輸出も含めて規制厳しいようすです。