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古河機械金属(株)【5715】の掲示板 2016/05/11〜2017/04/28

来週の日本株の読み筋=強弱観対立か、先高観と過熱警戒との綱引き状態

12月16日(金)18時20分配信 モーニングスター


 来週(19-22日)の東京株式市場は、強弱観対立か。相場の先高観は依然として根強いが、
短期的な過熱感への警戒も続いており、いわば綱引き状態が強まるとみられる。

 16日の日経平均株価は1万9401円(前日比127円)引けと9営業日続伸し、
6営業日連続で年初来高値を更新した。前日の欧米株高や円安・ドル高進行など良好な外部環境を
追い風にリスク選好の流れとなった。

調整知らずの動きに先高観の強さを指摘する向きは少なくなく、
年末に向けて日経平均2万円の声は強まりつつある。
相場のリード役である海外投資家は来週以降クリスマス休暇入りとなるが、
「それと入れ替わる形で個人投資家が出動して中小型株物色が強まるのではないか」(中堅証券)
との読みも出ている。

 一方、テクニカル上では、いつ調整してもおかしくないレベルにある。
東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は前日に165.55%と1990年以降で
最高水準に達した。

16日は156.07%に低下したが、買われ過ぎの120%超に変わりはない。
日経平均と25日移動平均線とのプラスカイ離率は5.3%(15日は5.1%)に拡大し、
5%超の警戒ゾーンにある。きっかけ1つで調整やむなしの可能性がある。

 なお、スケジュール面では、国内で19-20日に日銀金融政策決定会合が開催され、
20日に黒田日銀総裁の会見がある。海外では、19日に独12月Ifo景況感指数、
21日に米11月中古住宅販売件数、22日に米7-9月期GDP確報値、米11月耐久財受注、
米11月CB景気先行総合指数、23日に米11月新築住宅販売件数などの発表が
予定されている。

提供:モーニングスター社