ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)UACJ【5741】の掲示板 2016/07/22〜2017/05/21

>>138

【自動車の燃費問題解決には「強化プラスチック」を使用した軽い車体で】

 「強化プラスチック」は、①金属材料よりも比強度が大きく、軽量化が可能である。②腐食しにくい。③安価・軽量で耐久性がよい。 ①~③の特徴から、既に小型船舶の船体や、自動車・鉄道車両の内外装、最近では鉄道車両の台車(車輪の有る部分)のフレームやバネには、高い強度と軽さをあわせ持った材質であるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)が使用されており、走行安全性の向上と大幅な軽量化が図られ、2016年の2月から4月にかけて行われた予讃線での走行試験では、CFRP台車の安全性と乗り心地の改善が確認できたといいます。
 「強化プラスチック」は他に、ユニットバスや浄化槽の住宅設備機器などで大きな地位を占めており、今後も使用される範囲がどんどんと拡大していくものと思われます。なお、「強化プラスチック」と一口に言っても、どんな種類が有るのでしょうか?その特徴と共に次に主なものをお示し致します。

●ガラス繊維強化プラスチック (GFRP):比較的安価で、電波透過性に優れる。
●ガラス長繊維強化プラスチック(GMT):強度に優れ、自動車部品などに使用される。
●炭素繊維強化プラスチック (CFRP):アルミニウム合金の後継材料として使用される。
●ボロン繊維強化プラスチック (BFRP):強度、対弾丸性が大きく、軍事兵器などによく使用される。
●アラミド繊維強化プラスチック (AFRP, KFRP):アラミド繊維(ケブラー)による強化で耐衝撃性に優れる。
●ポリエチレン繊維強化プラスチック (DFRP):ポリエチレン繊維(ダイニーマ)による強化プラスチックで高強度、
 熱伝導性にも優れる。
●ザイロン強化プラスチック(ZFRP):ザイロンによる強化できわめて高い強度と難燃性がある。
●液晶ポリマー:射出成型でき、再利用できる。

★今後に於いて、UACJのアルミ製品などと、上記の「強化プラスチック」は、其々の特徴を生かして産業界の中で、共存共栄していくのでしょうネ。UACJのアルミ製品の技術開発力にも期待したいものです。

  • >>147

    【サイエンスZERO「日本発!夢の新素材 “セルロースナノファイバー”」】

     鉄の5分の1の重さで、強度は5倍。21世紀の素材革命と期待される新素材が「セルロースナノファイバー」で、原料はなんと植物です。
     繊維をナノレベルまで微細化すると驚きの強度が得られ、自動車のボディーなどへの応用研究が進められており、数年後には車のドアだとかそういうところを作って実際に走らせようと、自動車メーカーと一緒になって現在研究をしてるところで、今後の課題は耐久性はどうなのか或いは衝突した時に安全なのかとか未だ研究をやっていかなければいけない事があると思います。
     更に強度以外にも様々な特性があり、化粧品や食品、紙おむつなど、多岐にわたって製品開発が進行中で2030年には市場規模が1兆円と期待されるようです。

    ★セルロースナノファイバーもアルミも自動車産業に貢献してネ!!