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(株)ユニバーサルエンターテインメント【6425】の掲示板 2016/09/26〜2016/10/30

>>990

達人さん

前から思ってたのですが、WYNN株の含み益を含んだBPSベースの株価予想ならわかるのですが、
あくまで決算上の数値である為替差益を含めたEPSベースで、PER20?からの理論株価の算出はちょっと強引では?


また、岡田会長の言う利益500億とは、「純利でなく営利」だと思いますよ。


あれだけの金額の借入と金利負担があって、売上1500億に対し純利益500億は「普通」に考えてありえないですよね。
そのEPSとPER20?を使って理論株価10902円と算出するのはそもそも違うんじゃないかな?
理論株価を算出するなら最低でも1回は決算を跨ぎたいですし、個人的な希望株価ならわかるのですが、、

第一回私募債のスキームでアルゼ株が担保になっていることからもわかるように、
もしユニバの未来の株価を算出するなら、WYNN裁判が終わり、お金の行方がどうなるかわかることが絶対条件じゃないかな?

「okada manilaの成功」と「WYNN裁判の行方」こそが最大最高の焦点で、

今現状ユニバが置かれているのは
「とにかく借入・金利負担がでかすぎ、カジノの失敗と裁判で想定外のことが起こったとき本業(パチンコ・パチスロ)で返しきれないというポジションにいる」ということだけです。


だからこそ、デットファイナンススパイラルのカジノ業界で、WYNN株による私募債の返済と、tiger resortの上場による資金調達が成功すれば、盤石の財務へ変身し利益構造が変化したユニバの株価は夢があり楽しみの方が大きいのは確かですけどね。


理論株価の投稿は変な誤解をされないよう「okada manilaの成功」と「WYNN裁判の行方」がわかるまでは胸の内で密かにされた方が良いのではないかと思いますよ。

  • >>995

    cloud9さんへ

    >あくまで決算上の数値である為替差益を含めたEPSベースで、PER20?からの理論株価の算出はちょっと強引では?

    株価10,902円の前提となる来期以降のパチスロ・パチンコ事業の純利益15,000百万円というのは、為替差益はない前提です。したがって、「為替差益を含めたEPSベースで」というご指摘は失当です。

    なお、前期の純利益は157億円。そこから税効果考慮後の為替差益21億円(=32億円×65%)を差し引くと136億円。

    また、今期の純利益がどれぐらいになるか現時点では不明ですが、為替差益を除いても来期はOkada Manilaの開業準備費用がなくなり、技術革新による高度構造化の成果が来期以降も寄与することを考えると、為替差益がなくても既存事業で純利益150億円という水準はおかしな数字ではないと思います。

    >また、岡田会長の言う利益500億とは、「純利でなく営利」だと思いますよ。

    岡田会長は「利益」としか言っていないので、ご指摘のように、営業利益の可能性もあるかと思います。

    ただし、私の計算ではそういう可能性も考慮に入れて、カジノ事業の純利益は保守的に500億円の2分の1の250億円として計算しています(脚注にある「IPO後に持分割合が減少すること等」の「等」にはそういう意味を含んでいます)。したがって、カジノ事業の純利益を500億円として計算しているわけではありません。

    >あれだけの金額の借入と金利負担があって、売上1500億に対し純利益500億は「普通」に考えてありえないですよね。
    >そのEPSとPER20?を使って理論株価10902円と算出するのはそもそも違うんじゃないかな?

    上記のとおり、EPSには為替差益は含まない前提でカジノ事業の純利益は500億円ではなく250億円として計算しています。

  • >>995

    cloud9さんへ

    なお、PER20倍についても、疑問に思われているかもしれないので、補足します。

    カジノ関連銘柄の会社四季報ベースの今期予想PERは、以下のとおりです(10/28現在)。

    ユニバ(6425) 12.78倍(自己株式控除後の株数で計算)
    セガサミー(6460) 19.01倍
    オーイズミ(6428) 19.63倍
    日本金銭(6418) 69.44倍
    テックファーム(3625) -(算定不能)

    >あくまで決算上の数値である為替差益を含めたEPSベースで、PER20?からの理論株価の算出はちょっと強引では?

    というご指摘が、為替差益を含めたEPSで計算するならPERは20倍よりも小さくあるべきではという意味であるならば、セガサミーの今期予想純利益220億円には固定資産譲渡益94億円が含まれています。

    また、日本金銭やテックファームの倍率は(特別損益があるのか詳しく調べていませんが)20倍よりも遙かに大きいです。

    なお、成長企業の場合、将来の利益成長を見込んで株価がつくため、今期や来期の純利益でPERを計算すると、何十倍や100倍以上(算定不能を含む)の数字になることも多々あります。

    したがって、私の理論株価の算出は別に「強引」なものではありません。

  • >>995

    cloud9さんへ

    >理論株価を算出するなら最低でも1回は決算を跨ぎたいですし、個人的な希望株価ならわかるのですが、、

    >第一回私募債のスキームでアルゼ株が担保になっていることからもわかるように、
    もしユニバの未来の株価を算出するなら、WYNN裁判が終わり、お金の行方がどうなるかわかることが絶対条件じゃないかな?

    >「okada manilaの成功」と「WYNN裁判の行方」こそが最大最高の焦点で、

    今投資するかどうかを考えている投資家(あるいは今売るかどうかを考えている投資家)にとっては、この銘柄が将来どれぐらいに化けるポテンシャルがあるのかどうかを「今」知りたいのであって、「決算を跨」ぐまで、あるいは、「okada manilaの成功」と「WYNN裁判の行方」が分かるまで待ってはいられません。

    株価というのは将来の事象を織り込みながらついて行くものであって、「okada manilaの成功」と「WYNN裁判の行方」が分からないからといって市場株価がつかないなんてことはありませんから、それが分かることが株価を算出するための「絶対条件」になるわけではありません。
    (分からなければ株価を算出できないとか、算出してはいけないということはなくて、分からなくても分からないなりに各自の判断で算出すればよい問題だと思います。)

    >理論株価の投稿は変な誤解をされないよう「okada manilaの成功」と「WYNN裁判の行方」がわかるまでは胸の内で密かにされた方が良いのではないかと思いますよ。

    「理論株価」という言葉が、理論的に正しい株価みたいに思えて引っかかるというのであれば、「目標株価」と考えていただいて良いかと思います。

    これも私の単なる個人的な意見の表明に過ぎないので、計算の前提や方法について納得できないと思えば、自分なりに修正を加えていただくか、あるいは全く無視していただければよろしいかと思います。