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(株)メディアリンクス【6659】の掲示板 2015/06/12〜2017/03/21

>>897

確かにもう少し説明が欲しかったですね。
MGLの事業の場合、主がInstallation事業なので割と期ズレを起こしやすい(売上、コストともに)ので、欧州、アジアの話は期ズレなのか、無くなったのか位知りたいですね。
今回の決算の発表時期の遅れなど不信感は高まりますが、経営陣を信じると表現からして期ズレの確率が高く、だから、通期は見直さなかったんじゃないかなと希望的に思っています。
経営する側からすると四半期の予測を合わせるのはとても難しい経験もあったので。

経費の期ズレの話とても参考になりました。売上についてもお伺いできればうれしいです。

  • >>913

    どうも恐縮です。

    ここは以前から売上の山谷が大きく、特に昨今、研究開発費のお陰で固定費が高くなっているので、売上が下がると容易に赤字に転落するため少々厄介ですね。

    さて、第3四半期(3ヶ月間)の売上ですが、トータルの売上は約10億円ということで極端に低いわけではないと思います。売上の絶対額だけで言えば、「山谷」のうちのいつもの「谷」の状態と言えます。ただ、いつもの谷とは売上の中身がだいぶ違うのだと推測しています。

    おそらく、海外(オーストラリア)での主力放送伝送装置(MD8000関係)の売上が大きく落ち、その分、国内の放送局舎向け案件(中京テレビ)の売上が乗っているのだと思います。

    放送伝送装置はメディアグローバルリンクスのお家芸で粗利率も高い商品です。一方で、放送局舎向け案件は先進的なSI案件で、経費(研究開発費も含まれると思います)が膨らむほか、他社製品を購入してソリューション提供することから自社放送伝送装置を売るのに比べて粗利率が大きく落ちます。

    これにより3Qの3ヶ月間では、総売上はそこそこ(約10億円)だが、海外売上比率が低く(約55%)、売上総利益率も低く(約47%)、販管費は高水準(約7.5億円)で、結果として赤字が大きくなったのだと考えています。

    今後の見込みですが、4Qについては円安の影響をフルに受けること、アメリカでRCNの案件がとれているらしいことから回復傾向にはなると思います。ちなみに、AT&TもTime Warnerを買収したりしていますし、売上は安定しているか、うまくいけば拡大してくると思います。

    また、放送局舎案件に関しては中京テレビで実績をつめば、導入のコストは徐々に下がっていくと思いますので、今後は利益率も改善してくると思います(やや希望的観測ですが)。

    最後に新製品でアジアと欧州の売上をという点ですが、これは開発動向によると思いますので、4Qでどうにかなるかはわかりません。ただ、短信の定性情報を見る限りだと、未だに目処がたっているようには見えないので、今期は期待しないほうがいいと思っています。

    4Qで回復するとしても、営業利益トントンくらいまでな気がしています。ただ、もはや今期の決算に期待している人はあまりいないと思いますので、来期の見込みに焦点が移りつつある気がします。

    上記は全て推測ですので、間違っていたらすみません。

    頑張れメディアグローバルリンクス☆