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サン電子(株)【6736】の掲示板 2016/03/24

こんな記事あったよ。

米カリフォルニア州で発生した銃乱射事件容疑者のiPhoneの「ロック解除」に関し、米司法省はイスラエル企業セレブライト(Cellebrite)に協力を要請したとのニュースが浮上した。セレブライト社は日本のサン電子が2007年に買収した企業。

iPhoneのロック解除に関してはアップルとFBIの対立が深刻化。アップルが協力を拒否する中、米司法省は3月21日、「ロック解除の手段を匿名の第三者から入手した」と発表していた。フォーブスの調査によるとセルブライト社によるロック解除にかかる費用は、わずか1500ドル程度で済む可能性もある。

セレブライト社のロック解除技術は昨年、イタリアで発生した事件の捜査で活用された実績がある。この事件でイタリアの裁判所はデジタル犯罪スペシャリストのマティーア・エピファーニ(Mattia Epifani)に協力を要請。エピファーニは自身では解除できないと判断し、セレブライト社に協力を依頼したという。

その結果、セレブライト社はわずか2日で解除に成功。エピファーニは「解除にかかった費用は1500ドル程度だった」と述べている。この件に関し、フォーブスはセレブライト社へ問い合わせを行ったが、コメントは得られていない。同社の技術が実際に、今回のカリフォルニア州の容疑者のiPhoneロック解除に有効であるのかは定かではない。イタリアの事件で使われたiPhoneは iOS 8で動作していたが、カリフォルニア州の容疑者の端末はiOS 9であり、ロック解除にはさらに高いハードルが存在する。

FBIは2013年の時点で、セレブライト社の暗号技術、UFEDの採用に関する契約を締結していた。このテクノロジーはiOSを含む、広範囲なモバイル端末の解析に適用可能とされていた。

エピファーニは「セレブライト社の暗号解除技術はOSではなく、端末のハードウェアの脆弱性をついたものではないか」と推測している。リンクトインのプロフィール情報を確認すると、セレブライト社にはイスラエル国防省に勤務歴を持つ人物など、高度なハッキング技術を持つメンバーが複数存在することが確認できる。同社のUFED技術は過去にフィリピンで発生した恐喝事件で、インターポール(国際刑事警察機構)の捜査にも採用されている。【以下、略