タカタ(株)【7312】の掲示板 2017/02/18〜2017/03/06

>リコール発生後数年間、調査リコールのみならず通常リコールも売上利益計上していたが今期については全く入ってないとのこと。

ykyさん、お疲れ様でした。

2015年度まではリコール対応交換品も売上高、営業利益に計上していたのは、従来から我々元売り方が言っていた通りだったわけですが、その経理処理については、昨年春に話題になった通り、交換済み返品分は製品保証引当金にて処理していると考えられますね。

返品処理（赤伝）ではなく、売上・営業利益に上げ、その後に製品保証引当金で処理する理由はその折にも書いた通り、費用・計上時期が違うなどの理由で経理処理を円滑に処理するため。→通常行う処理。

＞今期については全く入ってない
☆では、なぜ2016年度には入っていないのか、処理をどのように変えたのか

従来のリコールはNHTSA→自動車メーカーであったものが、2016年5月の協議でNHTSA→タカタと変化し、タカタがリコールすべき事を認めた形となった以上、リコール対応交換納入品を新規売り上げに立てる根拠を失い、製品保証引当金処理するしかなくなったのだろうと推察します。

対前年比売上高減少分の多くがその分、残りがシェア喪失分でしょうね。

ここの財務、経理処理は通常の企業と同様で、特別ひねくれていないと思います。人により意見は違うでしょうが、決算書も正直な方だと思いますよ。
今回も和解金支払い内容も表にして判り易く書いていたし、以前も資金の心配に応えるようにCCCを公表するなど。