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京阪神ビルディング(株)【8818】の掲示板 2015/04/29〜2023/04/11

京阪神ビルディングは安すぎる。時価総額の3.1倍の資産を持っている上に、東日本大震災が起きても黒字を確保できる、収益力を持っている。

 特にIoTの経済的影響力が高まれば、ますます需要が増えるデータセンタービルを主力にしていることも素晴らしい。

 賃貸不動産の部門別では、流通事業の賃貸面積が31.8%と最も大きいが、売上高に占める割合はデータセンタービルが41.5%、オフィスビルが25.1%、ウインズビルが24.7%、流通事業が7.3%です。

 2016年3月期の有価証券報告書に開示されている賃貸不動産の時価は1322.18億円、簿価は802.01億円です。賃貸不動産の含み益は520.17億円あります。

 京阪神ビルディングの時価総額は1月6日終値の株価614円(⇔53,895,333株)で計算すると、336.3億円となります。

 つまり京阪神ビルディングの賃貸不動産の含み益は、京阪神ビルディングの時価総額に比べて183億円以上大きいです。平成29年3月期の第2四半期の決算短信から調べました。

現・預金138.9億円+投資有価証券119.6億円+受取手形及び売掛金2.8億円+土地簿価324.3億円+信託土地110.3億円-全部の負債520.9億円=175.0億円

 2016年3月期の有価証券報告書に記載されている賃貸不動産の時価と簿価の差額(=含み益)は520.1億円です。

 建物等(含む建設仮勘定)326.0億円+信託建物28.6億円=354.6億円。
 
 つまり、すでに持っている資産の価値(賃貸不動産の含み益を加えて)―全ての負債の額は1049.7億円と時価総額336.3億円の3.1倍もあります。

 そして東日本大震災が起ころうと黒字を維持できる強い収益力を持っています。

〇京阪神ビルディングの純利益と一株利益の推移

2012年3月期 17.40億円(一株利益 38.7円)
2013年3月期 23.31億円(一株利益 51.8円)
2014年3月期 23.69億円(一株利益 46.1円)
2015年3月期 27.32億円(一株利益 50.6円)
2016年3月期 36.10億円(一株利益 66.9円)
2017年3月期(予想) 31.0億円(一株利益 57.5円)