ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

トップリート投資法人【8982】の掲示板 2015/04/29〜

こんにちは
私も感想ですが、開示や会計に対する考え方、期待のあり方に関わる話かと思います。

私は若いころから旧(!)商法会計で育ったので、(会計的な意味で)保守的に考える癖がついています。

ここの株を買っている人は、個人から機関投資家まで様々でしょうが、過去のことも知らず、合併会計もよく知らない、いわば素人さんでも、投資先の状況を理解できるようにするという意味では、評価できる開示だったと思います。
会計士も、最近の逆風の中で甘い監査は出来ないという判断もあったでしょうが、会計原則の趣旨に沿った判断だったと思っています。合併を控えていれば、利害関係者はTOPだけでなく、NMFの株主も含まれますから。

私としては、MMFの開示にみえるような「心配することはないよ」というスタンスよりは、「こういうリスクがあり、きちんと計数化して示します」という姿勢を評価しています。計数化するプロセスの中で、将来見通しに関する前提が自ずから含まれますが、合併で消滅する会社としては「来年になったら結果を見てください」とは言えないので、良心的であり、かつ、TOPの財務責任者にとっては厳しい選択だったのかなと想像しています。

どうなるかは判りませんが、仮に分配金が減額される方向として、今期は予定通り出しますが、その結果、次期の分配金と合併交付金に影響します、という内容を、後出しされるよりはマシと思います。

私がNMFの株主だったら、合併比率になぜ影響しないのか、影響しないとしたらその前提は何か、習志野の物件の今後はどうするのか、色々問い詰めるところです(笑)。

N系(不動産会社)の楽観主義と、信託銀行系の(いい意味での)保守的な姿勢の差を興味深いと思って見ています。