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九州電力(株)【9508】の掲示板 2016/12/03〜2017/02/01

鹿児島県議会のミタゾノ知事への追及は続くようですね。
(12月9日 産経ニュース)
№2
 鹿児島県議会の一般質問で8日、自民党の鶴薗真佐彦議員が、三反園氏に語りかけた。「はっきりしない」とは、原発稼働に対する三反園氏の真意だ。

 三反園氏は10月、自民党議員に対し、原発について「自民党と方向性は同じ」と語ったという。

 その自民党や政府内の議論を経て、平成26年4月に国のエネルギー基本計画が閣議決定された。原発について、安価で昼夜を問わず一定の発電ができる「重要なベースロード電源」と位置付けた。将来の電源構成比率(エネルギーミックス)は、平成42年度に原発を20~22%とした。

 鶴薗氏は8日の議会で、「原発はベースロード電源と認めるか」と質問した。三反園氏は「計画においてベースロード電源として、原子力や水力などを位置づけていることは承知している」と答弁した。一方で、原発の位置付けに対する自身の考えは、明らかにしなかった。

 「ベースロード電源と認めないことに、会派内で反発の声が出ている」

 自民党県議団の堀之内芳平会長は憤った。

 ◆検討委は不透明

 三反園氏は、今議会で提案した補正予算案に、原発の安全性を検証する「原子力問題検討委員会(仮称)」の費用を盛り込んだ。設置には最大会派の自民党の賛成が不可欠だが、不透明な状況が続く。

 委員の名前を明らかにしていないからだ。三反園氏と政策協定を結んだ反原発団体は、10月6日付でメンバーの候補リストを県に提出した。そこには同団体のメンバーや原発に慎重な有識者が、ずらりと並ぶ。

 団体は「三反園氏は委員に反対派を入れると約束した」と主張する。これに三反園氏は「記憶には、定かでない」と議会で答弁した。

 こうした姿勢に反原発派は反発し、自民党側は不信感を募らせた。名前が公表されない以上、自民党は三反園氏の真意が極端な「反原発」にないか、見極めようとする。原発をベースロード電源と認めるかが判断基準となる。

 そもそも、三反園氏が「保守系無所属」をうたいながら、反原発団体と政策協定を結んだことが、一連の混乱を引き起こしている。幅広い県民の支持を得たいという考えだっただろうが、その代償が重くのしかかる。