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(株)スクウェア・エニックス・ホールディングス【9684】の掲示板 2015/07/28〜2015/08/05

久々に投稿します。いよいよ今週の木曜日が1Q決算ですね。楽しみです。

直近4Q(2015年1~3月)と、今回1Q(2015年4~6月)が同等であると仮定し、スクエニの1Q営業利益は100億前後になると予想しています。

なお、DQヒーローズ、FF零式、FF14・DQ10拡張パック等の増減要因がありますが、相殺でチャラ。スマホゲームは新作がありつつ、既存のランキング落ちもあって相殺でチャラと見込んでいます。

相変わらず長文でスミマセンが、以下に根拠を記載します。

スクエニの2015年度のスマホゲーム売上げは、右肩上がりで増えています。
直近の決算プレゼン資料p.12のグラフに定規をあてると、1Q:80億、2Q:90億、3Q:110億、4Q:150億と読み取れます。(合計430億に対して実際は442億(同p.26)なのでまぁ良い線かなと。)
これが利益貢献しないはずが無いのですが、2015年3月期決算はコンテンツ制作勘定の減損84億を売上原価に含めているので、4Q単体の営業利益がとても判り難くなっています。

デジタルエンタテインメントの売上高、営業利益の推移
(各四半期の決算プレゼン資料:報告セグメント別実績より)
合計:売上高1119億、営業利益173億、営業利益率15.5%
1Q:売上高235億、営業利益45億、営業利益率19.1% (スマホ売上80億)
2Q:売上高203億、営業利益34億、営業利益率16.7% (スマホ売上90億)
3Q:売上高317億、営業利益62億、営業利益率19.6% (スマホ売上110億)
4Q:売上高364億、営業利益32億、営業利益率08.8% (スマホ売上150億)

上記の4Qについて、減損分84億を補正すると、4Qの数字は以下になります。
4Q:売上高364億、営業利益116億、営業利益率31.9%
(実際の減損84億にはアミューズ分が5億程含まれているようにも見えますが、分解しても結果は同じなので、纏めて乗せています。)

その他報告セグメントも4Qと同等とすると、アミューズ3億、出版5億、ライツ1億、消去-26億なので、合計すると、4Q単体の営業利益は99億になります。

ん?これ本当か?と思いつつ、確信を持てなかったのでこれまで黙っていましたが、以上が私の分析結果です。
見落としや読み間違い等があればスミマセン。