(株)ニチイ学館【9792】の掲示板 2015/04/09〜2017/11/15

教育部門も中国部門も大赤字。
教育事業：
依然大赤字。例えばオンラインレッスンの無い時代にそれに目を付け、
激安価格で業界を席巻し競争優位を確立出来ているとか言うのであればともかく、
後発でしかもこれといった強みもなく、見通しが狂っても修正も撤退も出来ず、
ずるずると泥沼のまま。
数多の先例が教える負け戦のパターンに陥っているとしか見えない。
中国事業：
教育事業もそうだが事業開始時から織り込み済の赤字ならともかく、
「先行投資による費用増で赤字」との説明では株主は納得しないのでは。
おそらく事業立上げに当たっている者に当事者能力が欠如しているのだろう。
例えば先期末報告書での説明を見ると、計画齟齬への対策として
「各事業者に日本語能力1級を持った中国人各1名を特別幹部として配置し、
事業態勢などの強化」とあって失笑してしまった。
言葉の壁をどう克服するかという基本的な問題については
事業着手時点で確実に押さえておくべき事。それを今更。
要するに杜撰な見通しであの国のビジネスに進出し、その結果次々と
問題が噴出。後手後手の対応に追われていると言った状況なのでは。
これもまた先例が教える負け戦のパターン。
事業と言うのはギャンブルではなく精密かつ周到なリスクマネジメントの
下で進めるもの。
どうか一刻も早く目を覚まして頂きたい。