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ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 〜2015/04/15

ソフトバンク、米に1000人規模拠点 スプリントと
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO57091420Y3A700C1TJC000/

ソフトバンクは買収が決まった米スプリント・ネクステルと共同で年内にも米シリコンバレーに研究開発(R&D)拠点を新設する。
両社から技術者を集め、将来は1000人規模に拡大する方針。孫正義社長は「インターネット技術の中心であるシリコンバレーで
新技術を生み出す」と表明。日米で開発成果を共有し携帯電話事業の競争力強化につなげる。

 新拠点はまず数百人規模で立ち上げる。ソフトバンク、スプリント双方から技術者を送るほか、現地でも新規採用する。
ネットワーク設備やアプリ(応用ソフト)を含むネットサービスの新技術を創出する。

 米国での事業主体となる新スプリントはソフトバンクの米子会社が78%出資し現スプリントの業務を引き継ぐ形で近く発足。
10人前後で構成する取締役会では孫社長が会長となり、ソフトバンクの米国事業を統括するロナルド・フィッシャー取締役が
副会長に就く。ダン・ヘッセ最高経営責任者(CEO)を含む現スプリント取締役の4人が残留。このほか安全保障問題担当取締役
として元米軍統合参謀本部議長のマイケル・マレン氏を迎えることを決めている。

 ソフトバンクとスプリントは今後も月1回、幹部30~40人ずつが集まり事業ノウハウを共有する会議を開き、日米共通の
事業戦略を決める。

 米国での高速通信網の整備に充てる資金の確保ではスプリントの財務改善がカギになる。孫社長は「相当のコストが
削減できると分かった」と説明。スマートフォン(スマホ)などの端末や基地局の共同購入などにより年間で20億~30億ドル
(約2000億~3000億円)程度のコスト削減を見込む。ソフトバンクは50億ドルの財務支援でスプリントの収益回復も進め
資金を独力で賄う体制を整える。

 スプリント買収に失敗した場合の買収先として浮上した米携帯電話4位TモバイルUSを巡る今後の交渉などについては
「現時点ではコメントすべきではない」と述べるにとどめた。

 今回の買収でソフトバンクはグループで6兆円の有利子負債を抱える。孫社長は過去の買収時より負担が少ないとするが、
スプリントの安定成長が前提になる。日本では米アップルの「iPhone(アイフォーン)」の独占販売で業績を伸ばしたが、
競争の激しい米国ではすでに各社がiPhoneを扱う。サービスの面で他社にない新機軸を打ち出せないと競争力を高められない。


これは凄い。世界の中心で中核を担う戦いが始まった