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へっぽこトレー道の掲示板

オバマ大統領はレームダック状態で制御不能

 もう、おわかりだろう。高速道路信託基金の根拠法延長期限が10月29日、債務上限の引き上げ期限が11月3日、16年度予算の成立期限が12月11日と、これから財政問題の期限が軒並み到来するのだ。そして、これらの期限のうち、どれかひとつでも延長ができなかった場合には、米国でデフォルトが発生する可能性がある。

 しかし、米国では来年に大統領選挙を控え、バラク・オバマ大統領がすでにレームダック(死に体状態)にあり、議会をコントロールする力がない。一方で、議会の多数を占める共和党は内部分裂を起こしており、16年度予算、高速道路信託基金、債務上限の引き上げのいずれについても、党内での方針が決まらない状況が続いている。従って、いずれの問題も、「期限が近づけば、デフォルトを回避するために、なんとかするだろう」などと、悠長に構えていられる状態ではない。年末にかけて、米国発の世界株安が発生するかもしれないのだ。

 付け加えるなら、この財政問題が片づかない限り、米国ではおそらくTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)法案の審議に取り掛かることはないだろう。米国では国内のTPP承認は当分の間、先送りになると思われる。
(文=鷲尾香一/ジャーナリスト)


これ、インパクトあるかも・・(^^;

へっぽこトレー道 オバマ大統領はレームダック状態で制御不能   もう、おわかりだろう。高速道路信託基金の根拠法延長期限が10月29日、債務上限の引き上げ期限が11月3日、16年度予算の成立期限が12月11日と、これから財政問題の期限が軒並み到来するのだ。そして、これらの期限のうち、どれかひとつでも延長ができなかった場合には、米国でデフォルトが発生する可能性がある。   しかし、米国では来年に大統領選挙を控え、バラク・オバマ大統領がすでにレームダック(死に体状態)にあり、議会をコントロールする力がない。一方で、議会の多数を占める共和党は内部分裂を起こしており、16年度予算、高速道路信託基金、債務上限の引き上げのいずれについても、党内での方針が決まらない状況が続いている。従って、いずれの問題も、「期限が近づけば、デフォルトを回避するために、なんとかするだろう」などと、悠長に構えていられる状態ではない。年末にかけて、米国発の世界株安が発生するかもしれないのだ。   付け加えるなら、この財政問題が片づかない限り、米国ではおそらくTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)法案の審議に取り掛かることはないだろう。米国では国内のTPP承認は当分の間、先送りになると思われる。 (文=鷲尾香一/ジャーナリスト)  ↑ これ、インパクトあるかも・・(^^;