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要人発言相次ぎ引け際失速したＮＹ

１０月１４日アメリカ株式市場は小反発。

ダウは３９ドル高の１８１３８ドル。

Ｓ＆Ｐ５００指数は０．４３高の２１３２。

ナスダック指数は０．８９高の５２１４。

はほぼ変わらずで終了。

経済指標は利上げの論拠を強める内容だった一方、

イエレンＦＲＢ議長は利上げについて引き続き慎重に検討すると示唆した。

株価は取引終盤に勢いを失い、上昇をほぼ消した。

イエレン議長は「高圧経済」をしばらく維持することによって

「グレートリセッション」で打撃を受けた

成長トレンドの一部を修復するというのは「説得力のある見解」だと発言した。




ＮＹ外為市場ではドルが上昇。

朝方発表された米小売売上高が過去３カ月で最大の増加となったことを受けて、

年内の利上げ観測が高まった。

イエレン米ＦＲＢ議長が

「高圧経済」をしばらく維持することによって

「グレートリセッション」で打撃を受けた成長トレンドの一部を

修復するというのは「説得力のある見解」だと述べると、

ドルは上げ幅を縮小した。

ボストン連銀のローゼングレン総裁はこれより先、

現在予想しているより速いペースでの利上げが必要になる可能性はあると発言。

先物市場動向によると、年末までの利上げは確率69％として織り込まれている。

１カ月前は60％だった。








主要三株価指数のチャートは、

ダウが小反発した上長髭小陰線。

Ｓ＆Ｐ５００指数は小反発した上長髭陰線。

ナスダック指数は小反発した上髭陰線。

週足はダウが続落した両髭長陰線タスキ足。

Ｓ＆Ｐ５００指数は続落した両髭陰線包み足。

ナスダック指数は続落した両髭陰線包み足。

下値模索は続く。



原油相場は続落、９セント（0.18％）安５０．３５ドルで終了。

週間では1.1％の値上がり。

ロンドンＩＣＥの北海ブレント原油12月限は８セント下げて５１．９５ドル。

金相場は続落、０．１７％安１２５５．５０ドル。



為替相場１４日東京終値、

ドル円が１０４円１７銭。

ユーロ円は１１４円３４銭。

ユーロドルは１．０９７７ドル。



シカゴ日経先物１６８７５円。

大取夜間終値１６９００円。

週明け、１７日東京株式市場は小幅上昇か。