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長期投資家の部屋の掲示板

相場過熱、市場は自律調整

11月28日アメリカ株式市場は反落。

ダウは54ドル安の19097ドル。

S&P500指数は11.63安の2201。

ナスダック指数は30.11安の5368。

トランプ次期政権下で経済が力強く成長するとの期待を

背景にした上昇が行き過ぎたとの見方から売りが出た。
  
大統領選後、

3週間にわたって上昇をけん引してきた金融株がこの日は下落した。

米金融機関の時価総額は大統領選挙後に3000億ドル超押し上げられた。

一般消費財・サービス銘柄も安い。

年末商戦の滑り出しがさほど芳しくなかったことが嫌気された。

一方、公益事業株は上昇した。




NY外為市場ではドルが対円でほぼ4週間ぶりの大幅安。

米国債利回りの低下でドルの需要が弱まった。
  
先週までのドルは対円で3週連続で上昇し、

3週間としては1995年以来の大幅高となった。

ドルの相対力指数(RSI)はドルの上昇ペースが速過ぎることを示唆した。

金利先物市場が来月の利上げ確率を100%と示唆する中、

米国債利回りは低下した。

10年債利回りは今月、

トランプ次期大統領の政策がインフレ加速につながるとの見方から上昇した。




主要三株価指数のチャートは、

ダウが反落したコマ型小陰線タスキ足。

S&P500指数は反落した陰線タスキ足。

ナスダック指数はコマ型陰線振り分け足。

上昇一服型。目先調整。




原油相場は大幅反発、1.02ドル(2.21%)高47.08ドルで終了。

ロンドンICEの北海ブレント1月限は1ドル上昇の48.24ドル。

金相場は上昇、1.1%高1193.80ドル。




為替相場は28日東京終値、

ドル円が111円90銭。

ユーロ円は118円81銭。

ユーロ円は1.617ドル。




シカゴ日経先物18280円、

大取夜間終値18290円。


29日、東京株式市場は小幅続落だろう。