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長期投資家の部屋の掲示板

様子見続くNY市場

11月29日アメリカ株式市場は小反発。

ダウは23ドル安の19121ドル。

S&P500指数は2.94高の2004。

ナスダック指数は11.11高の5379。

主要株価指数は最高値付近で推移した。

朝方発表された米実質国内総生産(GDP)改定値と住宅価格指数が好感された。

米雇用統計の発表を前に、投資家は米景気動向を見極めようとしている。





NY外為市場ではドルが対円で上昇。

7ー9月期の米国内総生産(GDP)改定値が速報値から上方修正されたため、

ドル買いが優勢になった。

ただ、月末のポートフォリオ調整を警戒してその後は伸び悩んだ。

力強い米経済成長の兆候を受けて金融引き締めペースが加速するとの見方から、

ドルは対円で月間ベースでほぼ8年ぶりの大幅高になる勢いだ。

ドルは11月に入って約8%上昇。

トランプ次期大統領がリフレ政策を取るとの観測が強まっている。

金利先物市場は米金融当局が12月に利上げを実施した後、

来年も利上げを続けるとトレーダーが見ていることを示唆している。





主要三株価指数のチャートは、

ダウが小反発した小陽線差込足。

S&P500指数は小反発したコマ型小陽線差込足。

ナスダック指数は小反発したコマ型小陽線ハラミ足。

まだ過熱感は残る。下値不安は少ない。




原油相場は大幅反落、1.85ドル(3.93%)安45.23ドルで終了。

終値ベースで11月14日以来の安値。

ロンドンICEの北海ブレント1月限は1.86ドル(3.9%)下げて46.38ドル。

同限月は30日に最終取引を迎える。

金相場は小幅続落、0.3%安の1190.80ドル。

前日は2日以来の大幅上昇となっていた。




為替相場は29日東京終値、

ドル円が112円39銭。

ユーロ円は119円69銭。

ユーロドルは1.0650ドル。




シカゴ日経先物18355円。

大取夜間終値18380円。

30日、東京株式市場は反発だろう。