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長期投資家の部屋の掲示板

地政学的リスク懸念を切っ掛けで調整

12月16日アメリカ株式市場は反落。

ダウは8ドル安の19843ドル。

S&P500指数は3.96安の2258。

ナスダック指数は19.69安の5437。




午前中は上昇していたが、午後に入り下げに転じた。

中国海軍が南シナ海の国際水域で

米海軍の潜水無人機(ドローン)を接収したとの報道を受け、

地政学的な懸念が高まった。

金融株は今週3日目の下げとなった。



米国防総省は中国に対し潜水ドローンの返還を要求。

中国は南シナ海の領有権をめぐって主張を強めており、

対立により緊張状態が悪化するのは必至だ。




NY外為市場ではドルが小幅に下落。

週間ベースでの上げ幅を縮小した。

米国と中国の間に新たな緊張の兆しが出てきたことや、

週末の利益確定の動きでドル上昇の勢いが失速した。

トレーダーらによれば、

この日はリスク回避の動きが優勢で、年末を控えて薄商いになる中、

こうした動きは来週も続く可能性が高い。

米10年債利回りが日中の高水準から下げる中、

ブルームバーグ・ドル・スポット指数は低下。

トレーダーらは中国が南シナ海で米潜水無人機(ドローン)を接収したとの

ニュースに反応した。

このニュースを受けてオフショア人民元は最安値を更新したが、

トレーダーらは流動性の低下を指摘した。




主要三株価指数のチャートは、

ダウが反落した小陰線カブセ足。

S&P500指数は反落した小陰線カブセ足。

ナスダック指数は反落した小陰線包み足。

週足はダウが続伸したコマ型小陽線。

S&P500指数は小反落した十字線型極小陰線ハラミ足。

ナスダック指数は反落した小反落したコマ型極小陽線ハラミ足。





原油相場は反発、1.00ドル(1.96%)高51.90ドルで終了。

ロンドンICEの北海ブレント2月限は1.19ドル(2.2%)上げて55.21ドル。

金相場は反発、1137.40ドルで終了。

一時、前日比1.2%高の1143.20ドル。

週間ベースでは2.1%下げて、過去約1年で最長の6週連続下落。




為替相場は16日東京終値、

ドル円が117円96銭。

ユーロ円は123円25銭。

ユーロドルは1.0448ドル。




シカゴ日経先物19305円。

大取夜間終値19260円。


週明け19日、東京株式市場は反落だろう。