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    4月10日(月)午後3時〜4時、東京・杉並区永福町にある明治大学和泉校舎で行われた明大雄弁部主催の「新入生と語る会」において、講演した。担当者の明治大学雄弁部の森川祐介君は2年生。礼儀正しい輝きのある学生である。森川君を通じて「明治大学の学生は真面目で礼儀正しく優秀な学生である」とのイメージをもった。和泉校舎は1〜2年が通っていると聞いていたが、みな大変真面目でマナーがよく、好感をもった。 いままでいくつかの大学で講演・講義の経験があるが、明治大学の学生が最も礼儀正しく、マナーがよいと感じた。これが最近の傾向だとすれば、日本はよい方向に向かい始めているのかもしれない。
     雄弁部の指導教官の小西徳應教授(政治経済学部、地域行政学科長)が森川君(雄弁部企画部長)と一緒に私の相手をしてくれたが、この小西教授が謙虚ですばらしい人格者である。学生からよく慕われている。こんないい先生に教わる学生は幸せだと感じた。「オックスフォード大学で北海道大学の山口二郎教授と一緒だった」と言っておられたが、学生を心から愛し、学生のことを自分の家族と同じように心配している小西教授に教えられる明治大学の学生は、超著名教授の授業を受ける北大の学生より、ずっと幸せではないかと感じた。 講師の世話係の中に、雄弁部の二人の女子部員がいたが、二人とも凛として知的で礼儀正しく、このお二人が明治大学の中でとくにすぐれている学生かもしれないとも思うが、「明治の女子学生は優秀だ」とのイメージをもった。服装も黒のスーツできちんとしている。おそらくきちんとした家庭教育を受けたのであろう。気品があった。ともかく、明治大学和泉校舎で会った学生はみな礼儀正しい立派な若者ばかりだった。
     控え室から講演会場に移動するときに案内役をしてくれたのは二人の中の一人の女子学生だった。途中、彼女から質問された。
     「国民投票法案についてどう思いますか」
     「少なくとも今国会で通す必要はありません。もっとゆっくりと検討すべきです。今国会では廃案にすべきです」
     この私の話を聞いた彼女は、こう言った。
     「いまの衆議院議員は郵政問題だけで選ばれた人たちですから、憲法のことまで決めるのは問題ですね」 私は「私もそう思います」と答えたが、この明治大学の女子学生のすぐれた判断力と洞察力に、少なからず驚き、その利発さに少なからず感動した。
     「明治には大変優秀な学生が多い。とくに女子学生がすぐれている」――改めてそう思った。

     講演時間は1時間に及んだが、その間、全聴衆(すべて1、2年生)が、姿勢を正し、きちんと私の目を見て、話を聞いていた。全員の目が光っていた。こんな姿勢のよい礼儀正しい大学生に接したのは初めての体験だった。
     この15年ほどの間に、東大(本郷と駒場の両方)、一橋大、東工大、早稲田、慶応、学習院などさまざまな大学へ講演に行ったが、明治大学は最も礼儀正しい学生を集めていると感じている。明治大学の未来は輝いていると思う。



    http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02596.HTML

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