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クロネコのNISA(ニーサ)
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【日本が核を持つ日】
トランプ大統領は就任してすぐ公約どおりTPP離脱を宣言し、オバマケア見直しの大統領令を出した。その実行力と行動の速さはすばらしい。

さて、トランプ大統領だけでなくアメリカの国会議員も日本がアメリカのためになっていることを理解していないことの一例が本日の読売新聞の4面に記載されていた。「自民茂木政調会長は共和党上院議員らとの面会で日本政府が各国と比べても高い割合で米軍の駐留経費を負担していることを説明。上院議員らは事実関係を把握していない様子で、驚いていたという。」
さらに付け加えて言うと、割合だけでなく、日本の方が分母が大きいから、絶対額も圧倒的に多いのだ。

日本の安部首相をはじめ国会議員はアメリカのプロパガンダである「アメリカが日本を守っている」を何の疑いもなく信じ込んでいる。否、首相、国会議員、官僚、メディア、国民、日本全てがそう信じこまされている。

NO WAY(ありえない) 在日米軍は日本のためだけに動いているのだろうか、違うだろう。日本を拠点に日本の防衛に直接関係のない作戦行動もとっているだろう。それでも、なお駐留経費の75%のみならず、全額を要求するのは度を越している。なぜなら、日本は米軍の駐留経費負担のみならず、迎撃ミサイルやオスプレイをアメリカのほぼ言い値で購入している。アメリカの軍事産業の雇用を作っているのは日本だ。アメリカがアメリカ第一主義を貫くためには、逆説的だが、日本を敵にしてはいけないのだ。共和党も民主党も根っこではそれを理解しているだろう。

もし、トランプがそれでもあえて無茶な要求をすれば、それは戦前のハルノートのような日本のナショナリズムを不要に煽り立てるとんでもない要求とも見なせるが、日米関係が修復不能になる危険性がある。

そうなれば、日本はアメリカの傘から離れ、自ら傘をさして歩みだすだろう。それは日米にとっても世界にとっても不幸な出来事だ。もちろん、そうなれば日本の武器購入を前提としているアメリカの軍事産業の栄華の終焉を意味する。
日米双方の幸福のために、ユダヤの適切な自制を期待したい。

(鬼中佐)