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老母の本音

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  • 2016/12/31 00:55
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  • 特養に入って3年、92才の母が詠んだ歌です。

       我が願い 助けてくれる 者もなく 
           日々の思いに 追いつめられる

    会う度に早く死にたいと泣かれます。
    施設長は個人的に知り合いで、他のスタッフも皆親切で良くしてくれます。
    それでも。
    生きてる事その事自体が牢獄のように感じてるんですね。

    このような悲しみ苦しみは、恐らくとんでもなことなのでしょう。
    何処かで嘘と分かってても、臭いものに蓋ではないけれど
    敢えて触れないおきたいと、一種のタブーのようになってるんでしょうかね。

    そのような融通の無さが更に母を追いつめる。
    施設の人が聞いたらビックリするでしょう。

    でも私は気に入っています。
    変にキレイごとに取り繕ったよそ行きの言葉よりも響いてきます。

    彼女のこの思いというものは、特異なんでしょうかね。

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