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    本は、もっぱら図書館利用という方、読んでいる本のお話をしませんか?
    私は、読むのがすごく遅くてなかなか読み終わらず返却してしまうこともしばしば。
    いろんな方と楽しくお話できればいいなー。
    ちなみに好きな作家は、加納朋子、東野圭吾、梨木果歩、北川歩美、恩田陸、などなどです。

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    Qたろ 12月6日 18:20

    大倉崇裕「福家警部補の追及」(東京創元社/2015)
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    ふくいえ警部補のシリーズもの。
    2006年に1冊目が刊行されて、この本で4作目になります。

    2作目までは読んでいて、このトピでも以前紹介させてもらいました。

    作者が刑事コロンボに傾倒していて、本作はコロンボを踏襲した倒叙式ミステリ(犯人が犯行を起こすところが最初に叙述される)です。

    福家警部補は小柄なメガネ女子で、とても刑事には見えない警視庁捜査一課刑事です。犯人が知恵を絞って事故や他者の犯行に見せかけた事件を、犯行現場に残されたちょっとした違和感から疑いを持って執拗に調べ上げて信犯人にたどり着く、という展開はコロンボそのもので、悪く言えばパクリなのですが、作者はコロンボをリスペクトしているようなのでオマージュというべきでしょう。

    3作目までは1冊に3~4話収録されていますが、本作は2話。少し長めで、手の込んだ偽装に福家警部補も手を焼きます。が、最後は鮮やかに解決…なのですが、ちょっと手口が汚いよ。ずるい。(笑)

    まあ、コロンボにもこういうやりくちの解決法がたびたび登場するので、あり、なのですが。

    今回は、先月3巻を最初に読み、前に遡って、1、2巻も再読しました。
    どれもそこそこ面白いです。

    図書館好き☆いませんか? 大倉崇裕「福家警部補の追及」(東京創元社/2015) -----------------------

  • 島本理生「イノセント」(集英社/2016)
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    これは面白かった。

    島本理生は以前よく読書していた時期にも新作を欠かさず読んでいた作家のひとりで、「真綿荘の住人たち」まで読みました。当時は純文学の香りがする単眼的、内省的な作風と思っていたのですが、レパートリーが広がり、作品にも深みが出てきているような気がしますね。

    今回、これだけじゃなく、「夏の裁断」と「匿名者のためのスピカ」も読みましたが、この中では「イノセント」が一番ですね。

    「夏の…」は芥川賞候補にもなったようですが、これはあまり好きじゃない。主人公が想いを寄せるというか、引力に引き寄せられるように惹かれていく相手の男性に共感がわかないどころか、理解不能で嫌悪すら感じてしまいます。

    「匿名者…」はミステリでした。予備知識なしで読み始めたので終盤近くまでミステリと気付きませんでしたが、なかなかのお手並み。島本理生がミステリとはねぇ…。

    「イノセント」は恋愛小説というべきでしょうが、甘さはあまりなく、ドラマの展開の面白さに重点というか、この本の価値があるように思います。
    そこに、なかなか結婚に流れていかない現代の恋愛模様とか、家族の問題とか、宗教とか、震災とか、いろいろなものを盛り込んで厚みを持たせ、時間の流れを上手に使って奥行も持たせて深みのある作品に仕上げています。時間の流れという部分では、最初の函館の坂道のシーンが印象的で、読み手としても、この思い出を胸に読み進めることになり、ここの印象が強ければ強いほど途中の苦難とか、ラストシーンとかがより深く味わえると思います。

    ページ数は376ページとそこそこの分量ですが、題材の盛り込み方からするともっとあっても良かった。もっと読んでいたいと思わせるものもあります。
    この題材を500ページ位にして飽きさせずに読ませ、幾分安易と言えなくもないラストをもう少し捻ったものにできるようになったら、この作家も宮部みゆきとか角田光代みたいな存在になっていくのではないでしょうか。

    未読のものがまだあるのでまた読みます。

    図書館好き☆いませんか? 島本理生「イノセント」(集英社/2016) ----------------------------

  • 綿矢りさ「ウォーク・イン・クローゼット」(講談社/2015)
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    以前よく読んでいた作家の近作を少しずつ読んでいます。

    タイトルと装丁に惹かれて手に取り、表題作はファッションへのこだわりを題材としたような作品かなと思いましたが、必ずしもそうではないですね。服の話もあるけれど、あくまでメインは恋愛で、そこに友情も絡めて楽しい一編にまとめている。服の話としては、洗濯好きで、愛着のある服を長く着たいという主人公のキャラに好感が持てました。清涼感のある爽やかなエンディング。

    カップリングは「いなか、の、すとーかー」。ストーカーの話はあまり読みたくないなと思ったのですが、読み始めると意外にもこっちの方が面白かった。軽快なテンポで、作品の色も、青春小説のようであり、お仕事小説でもあり、ユーモアかなと思うと、ミステリになり、ホラーの様相も見せ、と目まぐるしく印象を変えながら、最終的には強い情念の籠った恋愛小説。犯人(?)に共感、ちょっとできるなぁ。

    他にも垣谷美雨、島本理生など、何冊か読みました。

    図書館好き☆いませんか? 綿矢りさ「ウォーク・イン・クローゼット」(講談社/2015) -------------------

  • 豆の上で眠る/湊かなえ(新潮社 2014)
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    こんにちは。

    湊かなえ「豆の上で眠る」読了しました。

    一人称の語りで、久し振りに生まれ育った町に帰った二十代女性の、子ども時代からの回想を中心に話が進みます。
    彼女は幼い時は姉と仲が良く、体が弱く本好きだった姉からよく読み聞かせをしてもらったりしていました。アンデルセン童話の、お姫様が「豆の上で眠る」ことに違和感を覚える話もその一つですが、今、彼女は姉についてそんな、かすかな違和感を覚えています。
    姉は小学生の時、一時失踪したことがあり、その後二年を経て帰還するのですが、その姉に再開したときに感じた違和感が、十年以上たった今も消えずにいるのです…。

    これはミステリですね。姉に対する語り手主人公の違和感は、ずばり別人でないかというもので、明示ではありませんが、かなりはっきりしたほのめかしが冒頭にある(し、本の帯にも書いてありますね)ので、これを前提に、謎解きをしながら読むと面白いと思います。

    逆に、途中提示される、姉の失踪が主人公の人生を狂わせていくという部分やその他のエピソードに共感しながら読んでいくと最後に肩透かしを食らうかも知れません。解決編が余りにもあっさりしたものなので。

    私事ですが、十年半ぶりに再会した日本の小説読書の一冊目はこの本になりました。
    湊かなえは「夜行観覧車」くらいまで読んだかな?
    休止中も「白雪姫殺人事件」というのは読みましたね。

    十年ぶりに読書意欲が復活してきて、これからしばらく読んでみようかと思っております。

    このトピもよく続いていたものだと思いますが、一年前から投稿が途絶えていますね。最後の投降者はヨンダブックさんだ。お元気でしたか?

    ヘルンさんはどうされているでしょう?
    かこさんや、ヴィオラさんは? 懐かしいなぁ。

    ではまた。

  • >>3792

    こんばんわ
    めちゃ、久しぶりです。
    ヘルンさんの読まれた、「ナイルパーチの女子会」柚木麻子。
    返却期限がきてしまい、再度予約入れてます。今度は読み切りたいと思ってますが。。
    週末は、「サラバ 下」借りてきます。
    yonda book

  • >>3791

    こんにちは。
    ヘルンです。パスワードを忘れたので、取り直しましたが、ネームは、今までどおりヘルンでお願いします。

    「ナイルパーチの女子会」柚木麻子さんの新刊です。
    両親のサポートもうけ、大手商社勤務、仕事も順調の30歳栄利子ですが、同性の友達とうまくつきあえない。
    どうして友達がほしいと思っていたとき、お気に入りのプログの作者が同じ町に居ることに気づき、近づき、初対面で仲良くなれたのですが…
    ささいな言葉の食い違いが気になり、誤解を解こうとすればするほど、相手にうとまれることになってしまうという…  読んでて、どうしてここまでと、滑稽にも思えましたが…
    最初は、おしゃれな明るい女性達の話しかとおもったのですが、だんだんと、二人の女性の家庭像もみえてきて、暗いところが出てきます。
    大きな苦しみでもないようなのですが、人間関係のことって、割り切って考えられないと、深~い闇に落ちていってしまうのかもしれないですね。
    ひさしぶりに、2週間で読みきれました。(*^_^*)

  • 「異邦人(いりびと)」原田マハさんです。
    自身がキュレーターの原田マハさんはアートにも当然造詣が深く、
    小説を読みながら画集を開いている気分になれて、とても好きです。
    今回は日本画の世界です。
    舞台は京都。好きな京都の物語にまずヤラレました!
    東日本大震災後の東京から逃れるために京都にやってきた社長令嬢の菜穂は天才的な審美眼の
    持ち主で私立の美術館の副館長でもある。
    絵の展覧会で偶然出会った若く美しい新進画家の樹。
    樹の未発表の一枚の絵に魅せられ、物語も色味を増してきます。
    京都の閉鎖的な画壇と画商の探り合いや、伝統を守ってきた都人のプライドが
    生々しく綴られ、読者をも異邦人のひとりと思わずにいられない展開です。
    源氏物語風の章の運びも、ため息が出るほど上手く、華やかな物語のつくりです。
    女性の強さも脆さもしたたかさも全てが魅力の登場人物にも惹かれました。

    いよいよ入梅です。
    憂鬱になりがちですが楽しいことをみつけて乗り切りましょう。

  • こんにちは。
    夏が近づいてる感じですね。
    GWは、バイトに出て何もできませんでした。
    森見登美彦さんの「有頂天家族」の第2を借りてましたが、返却日に間に合わず途中で返しました。
    やっと読めたのが、近藤史恵さん「岩窟姫」
    グラビアアイドルとして活躍していた蓮美でしたが、同じ事務所で親しくしていた沙霧が、突然の自殺、後日ネットに出回った沙霧の日記に、蓮美にいじめられていたと書かれていて、蓮美は外出もできなくなり…
    まったく身におぼえのないことであり、仲良しの自殺に疑問をおぼえ、自身への疑惑をはらすため、謎ときに動き出します。
    すごい長編というわけでもないので読みきれたのかもしれないですが、楽に読みすすめられました。
    近藤史恵さんのは、女性が主人公のサスペンスで、仲良しの女同志でも、隠してる思いなどあるし、共感して読めますね。

    ルネさん
    「男ともだち」も読みかけで終わっています。
    宮部さんの「悲嘆の門」は、予約してますが…
    時間かけて読んでいきたいです。

    ドラマですが、日曜の「天皇の料理番」が面白いです。
    展開が楽しみです。
    火曜のNHKBS「ランチのアッコちゃん」、見てますか?
    原作、まだ読んでないですが、続編も出ましたね。
    外に出たい気候になりましたが、家で読書とテレビが日課です。(^_^;)

  • 「男ともだち」千早茜さんです。

    最近読んだ中で久しぶりにしみじみと感動した作品です。
    前回の直木賞候補に挙がっていましたが、惜しくも逃しました。
    思うに、断然、この作品に上げるべきでした。
    これから有望な作家の間違いなく一人に挙げられます。

    大学を卒業してイラストレーターとして模索している女性「神名」と大学の同級生の「ハセオ」
    の物語です。京都が舞台というのも魅力。ありきたりな京都の情景ではなく、包み込むような
    暖かさを垣間見せる古都の情景と、奔放な若き男女の言動がうまい具合に溶け合っています。
    なにしろ登場人物が魅力的。
    特に「ハセオ」の強い個性と目に浮かぶような容姿と男っぽさ。
    30歳前後の男女の設定ですが、50代の私ですら違和感なく感情移入できました。
    読後感…「男ともだち」が欲しい!です(笑)

    お薦めの一冊です。

  • こんにちは。
    GWも半ば過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか?
    宮部みゆきさんの「悲嘆の門」読み終わりました。
    「英雄の書」から新しい宮部ワールドに
    誘ってくれましたが、この作品も既存のイメージとは異なるファンタジックな世界です。
    大学生の孝太郎はバイトではじめたネットの番人、「クマー」の一員として使命感を持って
    働いていた。ある日、ネットで話題になっているホームレスの老人の大量失踪に興味を覚えた
    同僚が失踪する。その同僚の足取りを辿るうちに途方もない世界を覗くことになる。
    ネット社会への警鐘を呼び掛けているのはもちろんですが、古代から大切に伝承されてきた
    「言霊」への畏敬、言葉の概念の問いかけ、
    など、読み手にぐいぐい投げ掛けて、一見、
    少年少女向けのアドベンチャー物語とも読める
    内容ですが、大人にも現代社会の闇を再考し、
    現実が決して一過性の物語でないことを知らしめる作品です。
    上下巻の大作です。ぜひ、この連休中に
    読んでみてくださいね。

  • >>3784

    こんにちは。
    ルネさん、おひさしぶりです。
    書き込み、ありがとう。

    私も、読書がすすんでいません。
    ラストまで読めない本ばかりで、感想が書けないところです。
    読んでた本も忘れてますが…

    途中まで読んでたのが、
    道尾秀介「透明カメレオン」
    有川浩 「キャロリング」
    もう一息というところで、返却期限がきたので…
    これからは、予約のついた新刊は、あまり借りないようにしようと思っています。(^_^;)

    今季のドラマは、まだ、始まったばかりだから、なんとも…
    「ドS刑事」が、コメディーのようで笑えますが。

    ドラマとか、小説とか、面白いと思ったら書き込みしますね。
    上橋菜穂子さん、よく読んでました。
    「鹿の王」、読みたいです。

  • こんにちわ。
    ずいぶんご無沙汰しています。
    桜も終わり、GW間近となりましたが、肌寒い日々が続いています。
    忙しい毎日で、本も進んでいませんが、「鹿の王」が本屋大賞に選ばれましたね。
    児童文学者で名高い上橋菜穂子さんの作品です。
    ライオンキングのような動物の物語かと思いましたが、
    ヒューマニティー溢れる物語でした。
    ファンタジーの要素もあり、文章も読みやすく、年代を問わず多くの読者を
    得られる、まさに本屋大賞にふさわしい一冊です。

    「悲嘆の門」宮部みゆきさん、を読んでいます。
    こちらも上下巻です。いつ読み終わるかわかりませんが、またアップしますね。

    ヘルンさん、今季のおすすめドラマはありますか?
    私はどれも、しょっぱなから見逃してしまいました。
    キムタクの「I‘m Home」だけは見ましたが…うーん(笑)

    イギリス映画の「鑑定士と顔のない依頼人」がすばらしかったです。
    DVDで観ましたが、質の高いミステリー!
    機会があればぜひ観てくださいね。

  • >>3782

    こんにちは。
    感想がうまく書けないので、少し間があきました。
    ルネさん 書き込みありがとうございます。
    連城さんのも、昔、読みました。
    私は、今のほうが学生や20代の子が主人公になってるものをよく読むようになりました(笑)

    葉室麟さん 「影踏み鬼」
    歴史ものです。
    幕末、新撰組隊士が主人公です。
    剣の腕はいいのですが、勤王思想が強いので、新撰組では、やや浮いた存在で、明治まで生きて、寿命をまっとうできました。 葉室さんに、もっと歴史もの書いてもらいたいです。

    「僕は小説が書けない」
    中田永一さんと小路幸也さんの合作です。
    高校に入学して、廃部になりそうな文学部にスカウトされて、小説を書きたいけど、完成させることができない彼が部員に励まされ、部のために執筆を始めるという話しです。
    彼は、スカウトしてきた先輩女子部員にいつしか好意をもつようになります。
    中田永一さんのは読んだことなかったけど、よくある内容でしたが、魅かれるものがあり、退屈せず読めました。(*^_^*)

    やっと暖かくなってきたような…
    桃や梅の花も見られるようになりました。
    おいしい料理や、植物が書かれてる小説に惹かれています。(*^_^*)

  • 「処刑までの十章」。
    連城三紀彦さんの遺作です。
    何度か書きましたが、この作品を読んで改めて急逝が惜しまれます。

    ある朝、突然、夫が出勤を装って姿を消すところから物語は始まります。
    この時点で読者はもうすでに終点とは違う方向に進んでいる。
    同時刻に遠く離れた高知で放火による殺人事件が発生し、ありえない事件へと進みます。
    妻と妻を慕う義弟とで、失踪した夫を探す旅へ東京・奈良・高知と舞台は変わり
    その都度、読者は完全にだまし絵の世界に取り込まれ、思考を奪われる。
    読者が処刑される九章あたりで、これは読者も無実の罪で死ぬのでは?という疑いがやっと
    芽生えて、だまし絵のからくりを暴こうと必死にもがきます。
    そして…気が付くと塀の外へ放り投げられ、やっと現実に生きている実感を手にします。
    みなさんも読んで、絞首台までぜひ行って見てください。
    こんなミステリーがあったのかと歓喜に震えるか、読まなければ良かったと後悔し
    命乞いをするか…(笑)
    時間があれば、お勧めの作品です。

    今年は、手当たり次第に読むのはやめて、丁寧に読んでいこうと思います。
    気が付けば内容を忘れている作品が多く、愕然とすることばかりで情けないです。
    1月2月は風のように去り、今日から3月です。
    寒い日が続きますが、やはり春の足音に心弾みますね。

  • こんにちは。
    毎日、寒くて、何もしたくない感じです。(*_*;

    「火桜が根」藤本ひとみさんです。
    大河ドラマも始まりましたので、幕末の歴史ものが読みたくなりまして…
    名のある人物のは読んできたので、読みつくしたと思ってたけど、まだ、知らない話しもありました。
    幕末の信州に住む勤皇派の女性。
    農家でありながら、平田派の国学を学ぶうちに尊皇に目覚め、帝の世にもどしたく、政争うずまく京に出ていき、全国から来る平田派と交流していきますが、幕府の取り締まりが厳しくなり、信州の戻ります。
    それでも、志は捨てず、蚕をそだてた財をもとに、木曽を通る志士を支援し続け、明治になって、岩倉具視に仕えます。実在した人です。
    志をもって、財を公のために自らすすんで出した人です。
    あの時代は、こういう人が、大勢いたんだろうと感心します。
    「花燃ゆ」は、視聴率があまりよくないらしくて残念ですが、たしかに出だしから地味な感じです。
    松陰の妹より、こちらの女性の活躍のほうがすごいですけどね。

    「流星ワゴン」見てます。
    原作も読んでますが、よくは覚えてなかったけど、重松清さんのは、よく読んでました。
    中年の哀愁漂う話しが多いですよね。
    ワゴン車の吉岡君と男の子もいいですよね。

  • 「水声」
    川上弘美さんです。
    ストーリーの面白さが際立っているわけではなのですが、過去と現在、親子、兄弟の
    見えない関係にあっという間に引き込まれます。
    姉弟として生まれながらお互いなくてはならない存在から、自然に男女の愛へと
    変化します。
    随所に秘密が散りばめてあり、主人公と共に秘密をかき分けて
    真実へたどる面白さもこの作品の魅力のひとつです。

    「山女日記」
    湊かなえさんです。
    山ガールのお話し。
    結婚前の女性が、結婚への不安を抱きつつ日本の名山を踏破していく短編集です。
    私は登山はそもそも登頂するのが目的と思っているので、小説のような人間関係は
    少し、煩わしいかもです。なので、登山は不向きかな(笑)
    でも、山がなくても十分に愉しく読める作品でした。
    湊かなえさんは色々なジャンルで読ませてくれます、さすがです。

    ヘルンさん、
    「流星ワゴン」期待通りでした。キャストもピッタリですし、
    日曜日の夜が楽しみになりました。
    いかがでしたか?

  • こんにちは。
    ようやく、西加奈子さんが直木賞受賞されて嬉しいです。
    本を出すたびに話題になる作家さんでしたので、遅き受賞という印象です。
    今日、本屋さんにいくと「サラバ!」は売り切れでした。
    この分では図書館で借りても読めるのはいつのことやらという人気でしょうね。

    桐野夏生さんの「夜また夜の深い夜」が今年の1冊目です。
    書簡形式ですが、往復書簡ではなく、それでも相手の状況も少なからず
    わかるような構成です。
    日本では暮らせないなにか事情のある母娘が異国を転々とし、
    イタリアでようやく思春期を迎えた娘が、まだ見ぬ友への手紙で自分の身の上を
    語ります。親の都合で学校にも行けず、貧しい生活を強いられ、スラム街で
    犯罪すれすれの仕事をしながら、いつか自由の身になり自由に生きたいと切望するも
    蜘蛛の糸のように絡むしがらみから抜け出すことができません。
    書簡を読み進めるうちに、母の出自や身を隠さざるを得ない状況、母を追う組織の存在
    などが見えてきて暗いながらも展開が開けます。
    が、タイトル通り、救われない結末で、尚かつ、これが小説ではない世界の現状かと
    思うと暗い気分になりました。
    現実は小説よりも残酷です、という作品でした。
    ヘルンさん、「美しき罠」見てます。
    若村麻由美さん、ドンピシャの役ですね!上手いですね!
    NHKBSプレミアムの「だから荒野」も展開が楽しみです。
    今日からの「流星ワゴン」はどうでしょうか?

  • こんにちは。
    ロッキーさん 書き込みありがとうございます。
    新年のあいさつがおくれましたが、明けましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いいたします。
    「サラバ!」が直木賞ですね。
    これは読まないといけないですね。(^.^)
    また、いい本があったら感想お聞かせください。

    浅田次郎「神坐す山の物語」読みました。
    霊山に住む代々神官を務める家系に伝わる霊的な話しが書いてあります。
    古い話しもあるので、日露戦争で戦死した兵隊さん達が生き残りを捜しに来たり…
    神官を務める人には、他の人には見えない霊を見る人もいて、成仏させてあげることもできます。
    私は、感じたことなくて、怖がりですが、霊的なものは信じるほうなので、こういう小説は好きなほうです。

    近藤史恵「私の命はあなたより軽い」
    サスペンスのように書いてありますが…
    出産のため実家に帰ってきたけど、両親と妹の関係が冷たい感じで、引っ越してきたばかりの家を売りに出したいとか…  謎なんですが…
    妹をめぐって、不幸になってしまった人達が…
    それは、妹がせめられなくてはいけないことだったのか?
    人生、うまくいっているようでも、ほんのささいなことで歯車がくるってしまうものかも。
    一気に読みました。

    ルネさん
    1月からのドラマ、何がおもしろいですか?
    今のところは、木曜の「美しき罠~」が好みです。(*^_^*)

  • あけましておめでとうございます。わかりにくい表示になっちゃってますね。最新の投稿が消えちゃったのかと思ってました。

    明日から仕事なので、今日は家から一歩も出ずおとなしくしてました。そこで、借りてて手がついていなかった西加奈子の「サラバ!」上下二巻を昼から8時間ぐらいけて一気読み。さすがに疲れましたが、せっかくなので感想を。

    父の転勤でイランで生まれた主人公の歩(あゆむ。男)の幼少のころからの歩みを綴ったお話です。というか、自伝的な小説です。
    自分の幸福を求めることに貪欲な母、それを許す優しい物静かな父、自分を見てほしくてたまらず奇行を続ける姉の4人家族のなかで、常に自分にとって最もリスクの少ない道を歩いてきた弟は、34になってようやく自分の欠点に気づかされ、最後には新たな一歩を踏み出す、と明るく締めくくられます。
    僕は兄だったし環境はだいぶ違いますが、歩のようなところもあったので、結構共感できました。母の姉妹2人、従兄弟、祖母、近所のゴッドマザー、エジプト時代の親友、高校時代の親友、大学時代の女友達や歴代の彼女など、脇役も特徴がありました。メンタルヘルスの勉強の参考にもなりましたし、女性心理の勉強にもなりました(笑)。

  • 明けましておめでとうございます。

    1冊読みました。
    林真理子 「白蓮れんれん」です。
    ドラマとは違ってましたね。
    村岡花子さんとは、直接の交友はなかったようですが…
    あの時代で、人妻が年下の男性と再婚というのは大変だったようです。
    ひさしぶりに、ラストまで読めた本です。

    ルネさんの投稿を見つけて、嬉しくて…
    箱根駅伝を見ながら、お雑煮を食べるつもりです。
    読書量が、減ってきてるんですが、本年もよろしくお願いいたします。

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