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    翻訳物を中心に読書してます。

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    麻呂いちご 1月18日 23:54

    ヴァン・ダイン新訳刊行の見通しを東京創元社にメール照会したところ、「カナリア殺人事件」が年内予定との回答でした。まだ新年始まったばかりなのに年内とは、ずいぶん奥ゆかしい。。。新訳1号の「僧正殺人事件」は実質1999年の集英社版ですから、そのあと2013年の「ベンスン殺人事件」まで14年。つまり14年で1冊しか出ていないことになる。年内と言っても「ベンスン」の実績を見ると予告怪盗より1年遅れているので、「カナリア」は2018年と見た方がよさそう。
    する残り9冊は5年刻みと考えて、最終「ウィンター殺人事件」は45年後の2063年になるはず。
    流石老舗だけあって、雄大な計画ですね。訳者の日暮さんにはあと46年生きて活動してもらわなくてはなりません。
    私より若い方だといいのですが・・・。

    映画「マーガレット・サッチャー -鉄の女の涙-」を観ました。主演メリル・ストリープ。
    実話から取材したものと思いますが、メディアでは徹底して疲れ知らずの攻撃的な女首相と映っていた彼女にも、家庭の事情や政治的葛藤が多々あったのだなー。家族が傷つこうとも打ち捨て、ひたすら斜陽大国イギリスを浮上させようと、身体を張った荒療治に邁進した迷いのなさ。その猛々しさに参りながらも、常々尊敬し感服した政治家でした。
    サッチャー、レーガン、中曽根、ゴルバチョフ・・・政治は激動だったけれど、思えば実力派の役者がそろった黄金絵巻だったのかもしれません。

  • >>2543

    角川文庫から新訳で出た作品ですね。
    ほかに「笑う警官」も新訳出ていて、全巻新訳で出るようなら買おうと思ってます。
    私も昔、当時の「ロゼアンナ」ともう1作、なんだったかな・・・2冊読んだと思います。
    未読の書棚に「密室」も。(全部古本屋で買ったもの)
    昔は英米仏以外の国のミステリはほとんど紹介されておらず、その中ではビッグネームのロングセラーでした。
    今各社からさかんに新訳が出ておりますが、文字が大きくなってページ数が増え、重量感がありますよね。

  • マイ・シューヴァル 共著 ロセアンナ
    ペール・ヴァールー

    ある閘門でアメリカ人女性の死体が上がった。女性は激しく強姦されていた。女性の身元を確認すべく各国の大使館を通して調査を依頼した結果、女性はロセアンナ・マッグローという名のアメリカ人だった。

    スウェーデン警察小説・刑事マルティン・ベックシリーズ1作目です。
    数十年前に読んだシリーズですが、当時は読み終わった本は捨ててしまったのです。
    読み返したくなり図書館で借りて読みました。
    当時はハードカヴァーだったと思いますが、借りた本は数年前に再版された文庫本です。
    読み返してみてびっくり、内容は全く覚えていませんでした。

  • デイヴィッド・グーディス「ピアニストを撃て」、哀切なラストシーンをもって幕。(ToT)/~~~
    小さな町の酒場のピアノ弾きという静かな境遇で満足していた主人公エディは、不意の兄弟の出現によってギャングとのトラブルに巻き込まれます。壮絶な過去の痛みを堪えつつ、危機また危機にどう対処していくのかを、暗くしかしスリリングに描いたノワール小説です。人気絶頂のコンサートピアニストから酒場のピアノ弾きに辿り着く原因となった妻の死と暴力性の自覚、エディを何度も救いながらラストの銃撃戦で犠牲となった酒場ウェイトレス レナの死。このふたつの死のダメージで生きる屍となり果てながら、戻ってきた酒場で仲間たちや常連客たちの厚情のもと、我知らず再びピアノを弾き始めるエンディングシーン、希望の兆しが。
    追い込まれ傷ついたエディを引き立て、時には厳しくいさめながら、絶望的な状況をアクティブに切り抜けていくウェイトレスのレナの迷いのない生きざま、死にざまが、エディのそれ以上に鮮やかに記憶に残りますね。レナの冥福を祈ります。

    さきほど、東京創元社の2017年刊行ラインナップが発表されました。
    なかなか面白そうなラインナップではありますが、ヴァン・ダイン新訳の続きが今年もなさそうなのが(-_-メ)
    どんな事情があるのか知りませんけど、やめたならやめたで何か声明出せよなー!ってんだ
    一方、ヘレン・マクロイの訳出があるのはGood!3月中旬までに刊行して下さいね。
    中国では手に入らないから。

  • 新春第1号 パトリック・クエンティン「人形パズル」(2013年創元文庫刊;原著1944年)で開幕しました。
    ピーター&アイリスのダルース夫妻シリーズ3作目ですが、然2作と少し趣向が変わり、何者かの陰謀で殺人の嫌疑がかかってしまったピーターが、アイリスや居合わせた私立探偵コンビの協力を得て、次の犠牲者を救いつつ真犯人を追うというスリラー仕立てになってます。このシリーズでは誰が探偵役なのかが毎回異なるのが特徴で、今回真相を喝破する人物は、文庫の人物表にも載っていない人なのです(最後のほうで、キャッツという名の犯罪学者だと紹介されます)。そんなんありですかー?
    このキャッツ教授が7~8年前の事件の研究として発表していた論文がこの事件の背景をすべて言い表しており、一連の事件の犯人もそれで判明(報復犯罪なのです)。ただし、その犯人はいま登場人物のうち誰になりすましているのかが本編の主眼。登場人物が少ないので、読者側は消去法を使えばすぐわかってしまうのですが、事件の渦中にいるピーターとアイリスの立場から言うと唐突にポンと飛び出したかっこうなので、確かに意表を突かれてびっくりでしょうね。
    教授が論文で再構成した犯人の前歴に関する部分は数十ページにおよび、そこだけちょっとストーリーから浮いている気はしますが、その挿話自体は論創社海外ミステリから出ているヴァン・ダイン「ファイロ・ヴァンスの犯罪事件簿」で取り上げられる昔の犯罪実話を連想させて、好事家には興味深いかも。
    上出来とは言えないものの、スピーディで楽しめる快作と言えましょうね。

    新春第2号 デイヴィッド・グーディス「ピアニストを撃て」(2004年HPB刊;原著1956年)
    現在6割ぐらいでしょうか。読了後に話題に乗せたく思います。

  • >>2538

    麻呂さん、
    あけましておめでそうございます

    そう春からなんですね。
    まだ少し余裕がありますね。
    じゃ今のうちに家族サービスしておかなくちゃね。
    家族がいるうちが華ですね。
    中華も華です。
    楽しみですね。

  • >>2537

    みらふぃるさん
    あけましておめでとうございます。
    昼間はいい天気であったかかったですね!
    本年もよろしくお願い致します~。

    大晦日は昼間は風呂場の大掃除(完璧!)、晩は日本酒、煮物、刺身とそばで気持ち良く早々就寝。
    紅白歌合戦も裏番組もろくに観ておらず年越し気分はイマイチでしたが、「フレンチ警部と毒蛇の謎」はきっちり読了し、こちらは年越しにはならずに済みました。
    今日は年末に録画しておいた映画「大空港」を観て、久々に往年のハリウッドらしい華やかさを堪能。
    CGもなく演出も控えめな古いハリウッド映画は、今どきの演出過多でエグい映画より夢見がいいので好きです。
    家族からは時代についていけてないねーと言われますが、ついていく必要などサラサラないですよね。
    ちなみに携帯電話はいまでもガラケーです。はっはっは!

    さて、中国赴任が現実になるかどうかわかりませんが、3月で引退される先輩の後任ということらしいので、4月からが濃厚です。息子の受験が成功したなら、場合によっては息子も一人暮らし、私も単身となって、一家離散ですよ。。。
    息子には悪いが、自分の準備だけで手一杯かもです。
    本も大量には持っていけないので、できるかぎりセレクトして読みたい本は先に読んでおかなくては!
    これもまた切実ですよー^_^;

  • >>2535

    麻呂さんはいつから赴任なさるの?
    お正月からなのかな?
    良いクリスマスが過ごせてよかったですね。
    これからは一人寂しいお仕事三昧の日々ね、と怖がらせておいて。

    麻呂さんのお陰でこのスレッドも面目を保った一年でした。
    どうもありがとう~~
    来年、華南で佳いこといっぱいありますように!

  • >>2529

    間違い発見!
    3位 「白夜の惑う夏」は去年読んだやつで、今年読んだのは「野兎を悼む春」でした。
    順位は変わらずタイトルを差し替えになります。
    12月は、ハーバート・ブリーン「もう生きてはいまい」とF.W.クロフツ「フレンチ警部と毒蛇の謎」(進捗60%)ですが、ベスト10に食い込むほどのデキではないので、これで決まりです。

  • >>2534

    我が家のクリスマスは、家内が腕を振るって料理を作ってくれたので、華やかではないけれどそれなりに家庭的な宵になりました。ありがとう、ツレ。
    さあ次は正月だ。お雑煮は私がこの世で一番好きな食べ物です^m^ 日本人に生まれてよかった~♪
    イクラが入っているとなお良い。中国にもお雑煮に近い食べ物はあるんだろうか?
    おっともう単身赴任しちゃったような考え方になってます、まずい。

    ハーバート・ブリーン「もう生きてはいまい」読了です。なにせ訳が古いので臨場感に難がありますが、再読でどうにか’どんな事件だったのか’がわかりました。わかりにくかったのは、アメリカ独立戦争時に戦闘中に脱走したとされる将校の死の謎と、著名人士が共作したとされる衝撃的小説の原稿探索、これから派生する田舎町の宿でのオカルト現象や、井戸から発見された死体など、どれが本筋の事件なのか判然としないからなんですね。読み終えてさあどうだったかと記憶を辿ってみると・・・またわかんなくなってる(>_<)
    探偵役のレイノルド・フレームは、パズラーの主人公にしてはけっこう行動的なので、小説全体が軽ハードボイルド調になっています。

  • >>2533

    >華南で、台湾とほぼ同じ緯度の地域です。

    そうですか、そんなに遠くなくて良かった。今時ヨーロッパの方が心配ですし。
    でもそこだから奥さんとお子さんを置いて赴任されるというお気持ちも分かります。

    来年早々ですか春からかしら?
    きっとそちらだと寂しくて頻繁に掲示板見にいらっしゃるかも。
    そしたらいつでもお相手させていただきます。
    どんなところか私は華南を全然知らないので、レポートしてくださると私のためになると思います。教養っていいますかそういう。

    クリスマスイブを私は普段どおりではなく普段以下の地味さ加減で過ごしています。
    寂しいクリスマスですが、なんだか面倒でなんにも変わったことが出来ません。
    普段の晩御飯さえ作る気をなくして誰かがなにか買ってきてくれればそれを食べるかというところ。
    パッとしません(涙)

  • >>2532

    みらふぃるさん
     当を得たご忠告ありがとうございます(^^)
     何でも自分でやろうと思わず、巷にお金を回すためにも民間サービスを利用しなさいというのは、私が家族に常々言っていることです。駅への送り迎え?タクシー使えばいいじゃん!(え~、タクシー代もったいない by妻子)
     野球チームはちょっと心配。でも実は、勝ち負けよりも9人集まるかどうかが問題。。。
     匂わさせているのは華南で、台湾とほぼ同じ緯度の地域です。
     とりあえず蔵書!純粋に正統を追い求め原理主義に迷い込んでしまった求道者の偏屈コレクションですよ、きっと。
     私にもしものことがあったら、どう処分しよう?遺言書かなくちゃ。
     ・・・海外赴任って、こういうこと考えさせるんですよねー。

     今日はクリスマス・イブ。
     EXILEが北海道で自動車事故、クリスマスのひとときをEXILEコンサートで過ごそうと楽しみにしていた若者たちには残念だろうな。「ごく普通の土曜日にしてくれ」と受験生の息子からたってのリクエストが出た我が家は、イルミネーションもケーキも七面鳥もなく、淡々と過ごす週末です。でも、そもそも我が家はクリスマスツリーを飾ったこともないのですがね。。。
     みらふぃるさんはいかがお過ごしに?

  • >>2531

    えっ麻呂さん、遠くへいっちゃうんですか?

    >会社は私不在で操業続けられるのか?

    それは全くご心配要りません。それだけは保障つき。
    たぶん蔵書も。

    精米機で精米してらっしゃるの?麻呂さんのお宅は!びっくり!
    車のタイヤ交換はタイヤやさんに。
    妻子のお気持ちはなんとも計りかねますね。
    麻呂さんの貢献度によってあまり過剰に貢献しているようだと返ってためにならなかったかも。
    ご両親も大丈夫ですよ!だけどなんか問題が起きたときにほいそれとは帰れませんよね。
    それは困ったことかも。
    野球チームなんてほっときゃ良いじゃないですか。

    当面心配なのはこのトピですけどたぶん接続出来ると思いますよ。

    っていうかどちらあたりなの?
    すごい僻地ですか!?
    すごくゴージャスなところ?
    興味津々です。

  •  海外赴任の可能性が急浮上し、ちょっと考え込んでおります。
     妻子は私無しで生きていけるのか?
     誰が灯油タンクに灯油を入れるんだ?
     誰がクルマのタイヤ交換やるんだ?
     誰が米を精米機に入れるんだ?
     田舎の親のいまわに駆け付けられないのではないか?
     町内の野球チームは私なしで勝てるのか?
     会社は私不在で操業続けられるのか?
     私の蔵書はちゃんと保存されるのか?
     デュ・モーリアやクェンティンやマクロイの復刊・新訳情報をキャッチしてゲットできるのか?
     このトピにアクセスできるのか?
     ・・・・最後は本音が出てしまいました^_^;

     ハーバート・ブリーン「もう生きてはいまい」(1954年HPB刊;原著1950年)再読中で、いま進捗は60%ぐらいです。
     60年以上前の本、字体はまるで台湾字、なんですけど、古い本に慣れてしまった私はけっこう平気。
     アメリカ独立戦争時代の古文書捜しと、負傷兵士が死んだ部屋で起きる古式ランプと軍隊行進の幻聴を巡る謎。
     そして得意の人間消失。訳文が古くて臨場感を削ぐけれど、そこを想像力で補いつつ読み進む。
     この本自体が古文書でしょうか。

  • >>2529

    >「プレイバック」も村上春樹訳で、

    たぶん読まないと思います。
    これがマーロウ結婚の邪道なんでしょう?
    幻滅したくないわ。

    マーロウは探偵事務所にいて結婚なんかどこ吹く風で、美女たちとのラブアフェアにさえ行き着かないんですもの。何度も言い寄られたのにね。
    でもそれでベッドを共にしてたら命をなくす恐れもあったとなれば、言い寄られるドキドキを味わっていたいお子ちゃまだったのは間違ってなかったのでしょう。

  • >>2525

    みらふぃるさん
     チャンドラーは、最後の「プレイバック」も村上春樹訳で出ると予告がありました。
     もともとはチャンドラーが映画のために書いたシナリオだったのを、マーロウを主役に置きなおして小説にしたと聞いたことがあります。シナリオ版はかつてサンケイ文庫で出ていましたが、未読です。

     さて、年末も近くなり、計算では大晦日までにあと2冊はイケルと思うので番狂わせはあり得ますが、だいたい2016年の麻呂いちご式ミステリ大賞は決まった感じです。
      大賞 : 「殺す者と殺される者」ヘレン・マクロイ 創元文庫
      次点 : 「二人の妻をもつ男」パトリック・クェンティン 創元文庫 再読
      3位 : 「白夜に惑う夏」アン・クリーヴス 創元文庫
      4位 : 「網にかかった男」パトリック・クェンティン 創元文庫
      5位 : 「不吉な休暇」ジェニファー・ロウ 教養文庫
      6位 : 「密猟区」中薗栄助 徳間文庫
      7位 : 「カフカズに星墜ちて」保田良雄 文春文庫
      8位 : 「バニー・レークは行方不明」イヴリン・パイパー HPB
      9位 : 「真実の問題」C.W.グラフトン 国書刊行会
     10位 : 「探偵ダゴベルトの功績と冒険」バルドゥイン・グロラー 創元文庫

      古典ばっかりですね((+_+)) 原著刊行が一番新しいのが「不吉な休暇」で1988年か。

  • >>2527

    Jackさん こんばんは!
    教えて戴いた天牛書店を早速ネット検索してみました。明治の創業!凄い・・・
    そのホームページでは蔵書目録も検索できるので、外国文学の「一般文芸書」を覗いてると、トップはいきなり「アイリッシュ短編集全6冊揃い \3,000」、絶好調ですね。プリンス・マルコ=シリーズも全50巻揃いがありますね。
    そして稀覯本も。「第三の皮膚」\1,500、これは今買わねば二度とチャンスが来ないかも!?
    jackさん、この古本屋さんが今後も商いを続けていけますよう、何卒贔屓にしてあげて下さいm(__)m

  • >>2524

    麻呂いちごさん、こんにちは。RESありがとうございました。

    >ひところのスキーブームの頃とは全然雰囲気違いますが
    >蔵王の頂上から下まで、見てくれ度外視、ノンストップでぶっ飛ばせた若かりし頃の体力はもうないはずですが、気持ちはまだ当時のまま(*^^)v(麻呂いちごさん)
    「私をスキーに連れてって!」、往時の麻呂いちごさんのもてもてぶりが目に浮かぶようです。(羨)

    さて、またもや無粋なローカルな話題で恐縮ですが・・・
    大阪には神田神保町のような大古本街はありませんが、一軒だけwikiにも取り上げられるような、古本店があります。その名は「天牛」。かっては大阪だけでなく東京の文士も集う文化サロンのような役目も果たしていたようです。その「天牛」も長らく大阪の繁華街「ミナミ」の一等地にあったのですが、大阪の中心部から外れた新大阪付近に移転してしまいました。その代わりといっては何ですが、これも大阪では古い盛り場のひとつ「天神橋筋商店街」に支店を構えました。この場所には以前から小さい古本店が少数軒を並べていましたが、核となる「天牛」が来たことによって、かろうじて古本街といえる体裁となったような気がしています。とはいえ、どの店を回っても洋書のペーパーバックなどは店の片隅にでも少し積まれていれば良いほうですね。

  • >>2525

    みらふぃるさん
     白いドレスの女・・・「青いドレスの女」(ウォルター・モズリー)はクリントン大統領が贔屓にしてたと発言して話題になったので知ってますが、別物ですか? コリンズの「白衣の女」は、題名と内容の関係が上中下の上だけ読んだだけではまだわかりませんのです^_^; たぶん、「幻の女」と同じく事件の証人となる謎の女を意味するのではないかと推測。。
     「深夜の散歩」、私が持っているのは講談社文庫から1980年頃に出た復刻版ですが、初版はたぶん1960年代と思われます。その時代に中堅格だった作家が主に取り上げられているので、いまではれっきとしたクラシックですね。新しい時代の「深夜の散歩」も出てほしいところですが、私自身がそのセレクトについていけるか、とっても心配・・・。

     ジェニファー・ロウ「不吉な休暇」(1990年 現代教養文庫刊;原著1988年)ようやく読了。四半世紀寝かせて、大した期待もしてなかったのに、読み始めたらこれが実に面白い。オーストラリアはシドニー近郊の林檎園に立つアリスおばあちゃんちに林檎狩りに集まった親族たちももう子供ではなく、みなそれぞれに悩みや秘密を抱えて、どうにもぎすぎすした雰囲気がぬぐえない。元凶はおばあちゃんの姪ベッツイの「鉄拳をビロウドの手袋に包んだ」押しつけがましさなのだが、夫も子供達もその支配に慣れきっていて反抗できない。かえって子供たちが連れてきた新妻や子供との仲を危うくするような言動ばかりするので、善良な主婦ケイトもはらはらしどおしだ。そして起こる、招かれざる客の変死事件。死体の傍らには齧ったあとのある農薬入りの林檎。あーあ哀しいね♪の林檎殺人事件かと思われたが、これはギミックとすぐわかり、ケイトが招待した風変わりな友人ヴェリティ・バードウッド嬢が地元警察のトビー部長刑事とともに謎に挑む、という粗筋です。
     私も久々に推理読者として参戦、最初の女たらし毒殺事件の犯人を見つけた、と思ったのですが、その時点で500ページのまだ400ページほど、残り100ページで作者はさらに巧緻などんでん返しを用意していました。やられたー!
     現代教養文庫自体が廃業してるし、本も残ってないのは知りつつ、縁があったら読んで損はない佳作でございます。
    お薦め。

  • >>2523

    >ウィルキー・コリンズの「白衣の女」

    白いドレスの女、とは違うんですね。看護師さんとかのこと?
    白いドレスの女がすごくお気に入りなんです、私。

    >チャンドラーの作品は、一日に数ページずつゆっくり読むものだと、誰か高名な方が言っていましたよ。以前取り上げたミステリ随筆集「深夜の散歩」だったかと思います。とすると、福永武彦氏かな?気が向いたときにまた取り上げればいいのと思います。

    福永武彦って作家ですよね。
    ミステリ随筆集「深夜の散歩」って麻呂さん取り上げていましたっけ。
    ごめん!忘れてしまってる。面白いかも。
    今なら読む気になれるかな。

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