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     作家カテに初めてこの『二刀流』トピを立てたのは、2003年11月11日のことでした。

     トピ開設にあたって、下記のように書きました。




     短歌と俳句は、あたかも兄弟のような出生の秘密(契機)を担っています。

     それでいて、海と山ほども異なる文藝ともされています。
     この近くて遠い両者のそれぞれの風味を生かしつつ、両者をわがものとするべく勉強をしてみませんか?


     このトピはそんな方のための稽古場となりたくて作りました。

     師匠はありません。自学自修、他を見て習うこと以外にありません。

     どしどし作品をお寄せ下さい。また、俳句・短歌に関する歌論・句論、雑談おおいに歓迎です。

    ・・・・・・・・・・・・・・

     このように書いたことは、今も何ら変わりありません。

     ただ、実作をやって行く立場からは、「作家」カテよりも「全般」カテが適切だと判断、このたび引っ越しをした次第です。

     今後とも、よろしくお願い致します。





          沙羅人(sarat)

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  • 16447(最新)

    dok***** 2月23日 20:53

    >>16446

    こんばんは、星さん。


    >音も無く密度増し降る春陽かな    星(☆


     聳え立つ崖観音に春日濃し    橋本幸子

     印結ぶ伎芸天に春日透く    松山壽美


     すっかり遅くなってすみません。ようよう春めいても来ましたね。まだまだ、雨の3、4回降らぬことには安心してはおれませんが、最後の雪が降って、そこからが春の本番でしょうか。
     それにしても、もう陽射しに春の気配が忍びますね。天気予報が「3月下旬の温かさ」という一日、起きては眠り、また起きては眠り、計15時間も眠りこけました。

     「独り暮しは選択としては正解でしたね、私にも息子にも。」と仰います。なるほどなあ・・・、と合点の行くおもいがあります。



     春光乱反射して川静か    sarat


                         沙羅人

  • 沙羅人さん、皆さんこんばんは。

    沙羅人さん、ありがとうございます。
    ご子息は立派な社会人になられて、安心ですね。
    私はまだまだ、防具着用と言えども怪我はしていないか、ちゃんと食べているかなどと心配ばかりしております。

    けれども、独り暮しは選択としては正解でしたね、私にも息子にも。

    音も無く密度増し降る春陽かな

    こちらは、雪も朝ちらほら舞う程度で、申し訳ないような穏やかな天気です。
    お身体に気をつけておすごし下さいますように。

    星(☆

  • >>16444

    こんんばんは、星さん。


    >陽を溜めて吾に香を放つ水仙花     星(☆


     そうですか。当初は名大志願だったのですね。名工大も専門性の高さから言えば、名大に劣りませんよ。お楽しみなことですね。我が家の豚児も当初は国立だったのですが、結局は私立の中大に収まりました。法律に関しては、それこそ"塾"なみの徹底ぶりだったようです。授業料は高かったけれど、「ま、いいかっ」と納得しましたよ。
     
     アメフトをおやりなんですね。怪我がご心配なことでしょう。しかし、前向きな魂をお持ちです。これから先、活躍ぶりを教えて下さいね。


     さて、改作された句は「香」に焦点を合わせられたのですね。春近い陽の温さが伝わってきます。


     園児らは水仙を手に野を駆けり    sarat



                       沙羅人

  • 沙羅人さん、つぼかね人さん、ありがとうございました。

    つぼかね人さん、私は句に現したい思いが日々生まれるのですが、練りすぎて失敗し俳句にならないことが多々あります。
    ですから、すんなり詠めた時は嬉しいですね。
    めったにありませんけれども。
    つぼかね人さんには、たくさん学ばせて頂いております。

    沙羅人さん、ありがとうございます。

    陽を溜めて吾に香を放つ水仙花
    星(☆

    陽の温もりが心地良く、庭には八重咲きを含め数種類の水仙が咲いております。
    陽の温もりと水仙の感触を、なかなか上手く表現出来なくて、思い直してその香りを詠んでみました。

    息子は沙羅人さんが思われるところで学んでおりますよ。
    本当はもう少し短い名前の所を受けるべく、宿も予約済みでしたが、センター試験で苦手科目でつまづいたらしく、宿はそのまま受験先を変えました。
    手にする球も、楕円形の大きなものに変わりました。ちなみに、防具着用の方です。
    「今度は五月に帰るね、身体に気をつけて。」
    と帰って行きました。
    穏やかな表情で、安心しましたよ。

    星(☆

  • >>16439

    星さんお早う御座います今回もお目通し頂き恐縮致しております。
    私の所も畳の部屋が多く毎日の生活模様を詠んだのがよかったのかと
    思ったりしています有難う御座いました。            つぼかね人

  • >>16440

    沙羅人さんお早うございます早速のご指導有難う御座いました。
    句の深さの壁を感じながらも又頑張ってみようと思っています。
    よろしくお願い致します。               つぼかね人

  • >>16439

    こんばんは、星さん。



    >水仙を手折し肩に陽は留まり     星(☆


     坊やが名古屋へと発たれてからもう1ヶ月も経過したことでしょうか。お寂しいことでしょう。あてずっぽですが、坊やが通われているのはひょっとしたら「鶴舞公園」のほど近くの国立大学なのでしょうか。試験も終わって、桜が咲き誇る頃には飛んで帰省することでしょう。坊やだってお母さんに逢いたくて逢いたくて忍び泣く夜もあったかもです。

     さて、今日のお句ですが、多少、「視点」の問題があろうかと思います。「手折る」という自動詞をお遣いですからここは「自らの動作」と見受けます。ところが「肩に陽は留まり」とあるところは、他者を眺めているような風情があります。自分の肩を眺めて陽の留まる様を観察するには不自然な姿勢にならざるをえませんからね。
     縁側からゆったりと眺めてこそ見える他者の肩なのではないでしょうか。 


     水仙や背伸びきょとんと海を観る    sarat


                       沙羅人

  • こんばんは、つぼかね人さん。


    日脚伸ぶ

    >① 寒明けし故郷の香届く宅急便

    >② 日脚伸ぶ気づく畳の一目ほど

    >③ 深山の御堂が招く山椿

    >④ 老松の水面に映す春の色

    >⑤ 待春の海かがやかや蒼き空
                     つぼかね人


     寒明も近き月なり夜半の窓     阿部ひろし

     老の身は日の永いにも泪かな      小林一茶

     落椿天地ひつくり返りけり      野見山朱鳥

     生まれては光りてゐたり春の水      掛井広通

     なんとなく街がむらさき春を待つ      田中裕明



     夜はひえますね。透析の病院を夜更けに出ると、必ずコンビニに立ち寄って熱いコーヒーを一杯嗜むのが習慣です。当節はコンビニ・コーヒーも質が良くなってきて喫茶店のコーヒーを思わせるものがあります。
     寒さに震えながら熱いコーヒーを味わうと夜空の星を眺めます。風が強く、澄んだ夜空は幻想的なものがあります。フッと気が休まる一瞬です。

     いずれも佳句ですが、ざっくりと3句を取り上げてみました。
     ②句、③句、④句です。

     ⓶句は星さんも褒めておられますが、「畳の一目ほど」の微細な観察が秀逸ですね。畳の目の一つ一つに目が行って、緩やかに移り行く自然を的確にとらえました。

     ③句。深山の御堂に「山椿」を配した色彩感が鮮やかに浮かびます。森閑とした雰囲気を湛えます。

     ④句。冒頭「老松」と置いたところに工夫があるのでしょうか。老いてなお、青春の気概を失わず、微かな若葉を萌やしているのでしょうか。それが水面に映ることによって、作者の目にもそれと分かるのでしょうね。老松であることがポイントでした。

     特選句は②句、畳の目、を評価します。


     春の水堰を越へ行く渦と渦    sarat


                      沙羅人

  • 沙羅人さん、皆さん、お元気で二月を迎えられておられるでしょうか。
    沙羅人さん、相変わらずインフルエンザが流行っておりますが、大丈夫でしょうか?

    つぼかね人さん、二句の畳の目の表現にとても惹かれます。
    私の家は小さな家ですので、畳の間は二階に一間のみですが、生まれ育った家は台所とそれにつながる部屋以外は全て畳が敷かれております。
    育った過程の様々な出来事の中で、畳の目を色々な思いで見ておりました。
    季節の移ろいも、畳の色、日差しの長さで見ておりましたね。

    水仙を手折し肩に陽は留まり

    星(☆

  • 沙羅人さん、、、 皆さんお早うございますお元気ですか。
    寒も明け立春いよいよ春ですね。梅便りも何時もより早く
    梅まつりまでと気をもんでいるようです。

    沙羅人さん今月の句を考えてみましたがよろしく
    お願い致します。            つぼかね人

    日脚伸ぶ

    寒明けし故郷の香届く宅急便

    日脚伸ぶ気づく畳の一目ほど

    深山の御堂が招く山椿

    老松の水面に映す春の色

    待春の海かがやかや蒼き空
                     つぼかね人

    二刀流『短歌と俳句』(新・実作篇) 沙羅人さん、、、 皆さんお早うございますお元気ですか。 寒も明け立春いよいよ春ですね。梅便りも何時も

  • >>16434

    星さんお早うございます。ご年賀のごあいさつ有難うございました。
    私のつたない句を何時もお目通し頂き恐縮板しております。
    本年もよろしくお願い致します。      つぼかね人

  • >>16433

    沙羅人さんお早うございます。お風邪がなおったとのこと
    良かったですね。早速のお目通し有難う御座いました。
    又頑張ってみます。        つぼかね人

  • >>16434

    こんばんは、星さん。


    >成人の式に集いし蒼き時    星(☆


     一番寺の鐘乱打成人の日の老人     原子公平

     華美ひと色に成人式の子女あはれ     相馬遷子 

     成人の日の大鯛は虹の如し     水原秋桜子


     坊やも、もう成人式でしたか。いつまでも高校球児のように思っていましたよ。早いものです。
     お句の眼目は「蒼き時」という結句でしょうか。スクスクと伸びたものだという感慨と、それでもまだ蒼いという懸念の両面が含まれていそうな気がします。ようするに途上の一通過地点なのでしょうね。
     お母さま自身の成人式の思い出も蘇ったことでしょう。よくぞここまで育て上げたとの自負と満足感もうかがえます。



     成人式稚気ある笑顔花開く    sarat


                       沙羅人

  • 沙羅人さん、風邪をめされましたか。
    実は私も酷い状態でしたが、もう大丈夫です。
    ご自愛くださいますように。
    つぼかね人さん、明けましておめでとうございます。3句の寒雀の元気な様に癒されております。

    成人の式に集いし蒼き時

    様々な時を重ねて、我が子も二十歳になりました。
    感慨深いものです。

    星(☆

  • こんばんは、つぼかね人さん。


    寒雀

    >① 焼闇の息吹を染めし初日かな

    >② どんどの子帰れば寒き冬の月

    >③ 大鳥居とびおり弾む寒雀

    >④ ながみじか氷柱音階定まれ.り

    >⑤ 初仕事天地決め打つ壺の糸      

          つぼかね人


     人工の星飛ぶ空の初日かな     徳川夢声

     軒を出て狗寒月に照らされる     藤沢周平

     寒雀瓦斯の火ひとつひとつ點きぬ     能村登四郎

     雫より生れし氷柱の雫かな     松原 南

     仕事始のスイッチ祷るが如く入る     啄 光影



     新年早々、風邪をひいて寝込んでおりました。どうやら回復したようです。寒気厳しい折り、風邪にご用心下さい。

     いい句が揃いましたね。優劣つけがたいものがありますが、あえて、着想のよいもの、工夫があるものを取り上げましょう。
     ⓶、④、⑤句を推奨します。

     ②句。どんどの子が、温かい火柱のもとから、家路につけば寒気がひしひしと押し寄せます。その対比が「冬の月」を一層冴えた玲瓏さに映します。
     ④句。氷柱を音符のように譬えたところに着想の良さが滲みます。氷柱から音が聴こえそうです。おそらく高音のガラスじみたキーンといった冷たい音なのでしょう。

     ⑤句。中七の「天地決め打つ」がいいですね。天地を決めるということは、作業上必須の事柄でしょうが、それが大きく大空と大地の間にも伸び行きます。いかにも新年の句に相応しい大柄な句です。
     この⑤句をもって今回の「特選句」と致しましょうか。



     白犬の白銀と化す寒の月    sarat


                        沙羅人

  • 沙羅人さん    皆さん新年おめでとうございます。
    ご挨拶遅くなりました本年も宜しくお願いいたします。

    沙羅人さん今月の句が出来ましたのでよろしく
    お願い致します。           つぼかね人

    寒雀

    焼闇の息吹を染めし初日かな

    どんどの子帰れば寒き冬の月

    大鳥居とびおり弾む寒雀

    ながみじか氷柱音階定まれ.り

    初仕事天地決め打つ壺の糸      つぼかね人

    二刀流『短歌と俳句』(新・実作篇) 沙羅人さん    皆さん新年おめでとうございます。 ご挨拶遅くなりました本年も宜しくお願いいたします

  • お年賀ありがとうございました。


    >頂に駆け上がり行く吾子の背をあらたまの月いつまでも追い    

               星(☆


     謹賀新年。 今年もよろしくお願いいたします。
     いいお正月だったことでしょう。息子さんの帰省をいつかいつかとお待ちになったご心情、いかばかりかと推察いたします。二人並んで二カ所も神社をお巡りになったとか、さだめし心中沸き立つ願い事があったのでしょうね。
     わたしは、ぐうたらに三が日を過ごしました。年末には息子から晦日蕎麦を食べに来ないかとの誘いがあったのですが、断りました。忙しい若夫婦の邪魔をしたくないとの気持ちもさることながら、わたしはわたし流の「九州型」の晦日蕎麦がありますので、嫁の生家の北海道流のわけのわからんものを、との気持ちもかすかにあったのでした。
     老いて頑固になったのでしょうかね。


     お歌、野球部員が冬のトレーニングに小高い山の階段を大声を出して駆け上る姿が目に泛びます。その背をそっと眺めているのがお月様。このお月様はそのままにお母さんでもあるのでしょうね。



     淑気立つ社の杜に手を合わせ
         生きてこそあれこの命愛(かな)しも     sarat


                   沙羅人

  • 沙羅人さん、皆様明けましておめでとうございます。
    本年もよろしくお願いいたします。

    頂に駆け上がり行く吾子の背をあらたまの月いつまでも追い

    今年の初詣は、岡山の吉備津神社と最上稲荷に息子と参りました。

    皆様のご健康を心からお祈り致します。


    星(☆

  • >>16427

    沙羅人さんお早うございます。早速のご指導有難うございます。
    句というものの深さを感じ迷うものですが、頑張ってみたいと
    思っております。よろしくお願い致します。 つぼかね人

  • こんばんは、つぼかね人さん。


    木の葉時雨

    >① 黄を濃くし天に微笑む岩蕗「ツワ」の花

    >⓶ 耳さとく木の葉時雨の山路かな

    >③ こぼれ日に触れてむらさき冬の蝶

    >④ 透徹の一つ色なり山眠る

    >⑤ 棟上げや槌音決まり冬あかね

           つぼかね人


     慎ましや老舗の奥の石蕗の花    大谷茂

     月夜しぐれ銀婚の銀降るように     佐藤鬼房

     蝶凍てて夢の半ばも夢の果て     橋本真理

     月細く山の眠を守りけり     巌谷小波

     主婦の手籠に醤油泡立つ寒夕焼     田川飛旅子



     佳句が揃いましたね。安定した作風が魅力です。ただ、安定した作風を守るあまり、時に月並みな形容を盛ってしまう弊もあるかと思います。
     ⓶③④の3句を佳句に挙げましょう。
     ②句。上五の「耳さとく」と聴覚を用いたことがこの句の情意を支えています。視覚ではなく聴覚によって、山路の時雨を物寂しいものに仕立てました。

     ③句。中七の「触れて」の一語でキメました。薄い陽射しに蝶の羽が「当たる」のではなく「触れる」としたことによって羽と陽射しの接触の柔らかさが感じ取れます。

     ④句。冒頭「透徹」との固い漢語をあてて、それが「色」であったことに驚きがあります。それが山の色であることに「ナルホド」といった説得力を感じました。

     以上3句を今回の「特選句」と推しましょう。



     枯野行く僧よ日暮れじゃ宿貸そう    sarat


                       沙羅人

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