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     作家カテに初めてこの『二刀流』トピを立てたのは、2003年11月11日のことでした。

     トピ開設にあたって、下記のように書きました。




     短歌と俳句は、あたかも兄弟のような出生の秘密(契機)を担っています。

     それでいて、海と山ほども異なる文藝ともされています。
     この近くて遠い両者のそれぞれの風味を生かしつつ、両者をわがものとするべく勉強をしてみませんか?


     このトピはそんな方のための稽古場となりたくて作りました。

     師匠はありません。自学自修、他を見て習うこと以外にありません。

     どしどし作品をお寄せ下さい。また、俳句・短歌に関する歌論・句論、雑談おおいに歓迎です。

    ・・・・・・・・・・・・・・

     このように書いたことは、今も何ら変わりありません。

     ただ、実作をやって行く立場からは、「作家」カテよりも「全般」カテが適切だと判断、このたび引っ越しをした次第です。

     今後とも、よろしくお願い致します。





          沙羅人(sarat)

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    つぼかね人 1月16日 08:48

    >>16434

    星さんお早うございます。ご年賀のごあいさつ有難うございました。
    私のつたない句を何時もお目通し頂き恐縮板しております。
    本年もよろしくお願い致します。      つぼかね人

  • >>16433

    沙羅人さんお早うございます。お風邪がなおったとのこと
    良かったですね。早速のお目通し有難う御座いました。
    又頑張ってみます。        つぼかね人

  • >>16434

    こんばんは、星さん。


    >成人の式に集いし蒼き時    星(☆


     一番寺の鐘乱打成人の日の老人     原子公平

     華美ひと色に成人式の子女あはれ     相馬遷子 

     成人の日の大鯛は虹の如し     水原秋桜子


     坊やも、もう成人式でしたか。いつまでも高校球児のように思っていましたよ。早いものです。
     お句の眼目は「蒼き時」という結句でしょうか。スクスクと伸びたものだという感慨と、それでもまだ蒼いという懸念の両面が含まれていそうな気がします。ようするに途上の一通過地点なのでしょうね。
     お母さま自身の成人式の思い出も蘇ったことでしょう。よくぞここまで育て上げたとの自負と満足感もうかがえます。



     成人式稚気ある笑顔花開く    sarat


                       沙羅人

  • 沙羅人さん、風邪をめされましたか。
    実は私も酷い状態でしたが、もう大丈夫です。
    ご自愛くださいますように。
    つぼかね人さん、明けましておめでとうございます。3句の寒雀の元気な様に癒されております。

    成人の式に集いし蒼き時

    様々な時を重ねて、我が子も二十歳になりました。
    感慨深いものです。

    星(☆

  • こんばんは、つぼかね人さん。


    寒雀

    >① 焼闇の息吹を染めし初日かな

    >② どんどの子帰れば寒き冬の月

    >③ 大鳥居とびおり弾む寒雀

    >④ ながみじか氷柱音階定まれ.り

    >⑤ 初仕事天地決め打つ壺の糸      

          つぼかね人


     人工の星飛ぶ空の初日かな     徳川夢声

     軒を出て狗寒月に照らされる     藤沢周平

     寒雀瓦斯の火ひとつひとつ點きぬ     能村登四郎

     雫より生れし氷柱の雫かな     松原 南

     仕事始のスイッチ祷るが如く入る     啄 光影



     新年早々、風邪をひいて寝込んでおりました。どうやら回復したようです。寒気厳しい折り、風邪にご用心下さい。

     いい句が揃いましたね。優劣つけがたいものがありますが、あえて、着想のよいもの、工夫があるものを取り上げましょう。
     ⓶、④、⑤句を推奨します。

     ②句。どんどの子が、温かい火柱のもとから、家路につけば寒気がひしひしと押し寄せます。その対比が「冬の月」を一層冴えた玲瓏さに映します。
     ④句。氷柱を音符のように譬えたところに着想の良さが滲みます。氷柱から音が聴こえそうです。おそらく高音のガラスじみたキーンといった冷たい音なのでしょう。

     ⑤句。中七の「天地決め打つ」がいいですね。天地を決めるということは、作業上必須の事柄でしょうが、それが大きく大空と大地の間にも伸び行きます。いかにも新年の句に相応しい大柄な句です。
     この⑤句をもって今回の「特選句」と致しましょうか。



     白犬の白銀と化す寒の月    sarat


                        沙羅人

  • 沙羅人さん    皆さん新年おめでとうございます。
    ご挨拶遅くなりました本年も宜しくお願いいたします。

    沙羅人さん今月の句が出来ましたのでよろしく
    お願い致します。           つぼかね人

    寒雀

    焼闇の息吹を染めし初日かな

    どんどの子帰れば寒き冬の月

    大鳥居とびおり弾む寒雀

    ながみじか氷柱音階定まれ.り

    初仕事天地決め打つ壺の糸      つぼかね人

    二刀流『短歌と俳句』(新・実作篇) 沙羅人さん    皆さん新年おめでとうございます。 ご挨拶遅くなりました本年も宜しくお願いいたします

  • お年賀ありがとうございました。


    >頂に駆け上がり行く吾子の背をあらたまの月いつまでも追い    

               星(☆


     謹賀新年。 今年もよろしくお願いいたします。
     いいお正月だったことでしょう。息子さんの帰省をいつかいつかとお待ちになったご心情、いかばかりかと推察いたします。二人並んで二カ所も神社をお巡りになったとか、さだめし心中沸き立つ願い事があったのでしょうね。
     わたしは、ぐうたらに三が日を過ごしました。年末には息子から晦日蕎麦を食べに来ないかとの誘いがあったのですが、断りました。忙しい若夫婦の邪魔をしたくないとの気持ちもさることながら、わたしはわたし流の「九州型」の晦日蕎麦がありますので、嫁の生家の北海道流のわけのわからんものを、との気持ちもかすかにあったのでした。
     老いて頑固になったのでしょうかね。


     お歌、野球部員が冬のトレーニングに小高い山の階段を大声を出して駆け上る姿が目に泛びます。その背をそっと眺めているのがお月様。このお月様はそのままにお母さんでもあるのでしょうね。



     淑気立つ社の杜に手を合わせ
         生きてこそあれこの命愛(かな)しも     sarat


                   沙羅人

  • 沙羅人さん、皆様明けましておめでとうございます。
    本年もよろしくお願いいたします。

    頂に駆け上がり行く吾子の背をあらたまの月いつまでも追い

    今年の初詣は、岡山の吉備津神社と最上稲荷に息子と参りました。

    皆様のご健康を心からお祈り致します。


    星(☆

  • >>16427

    沙羅人さんお早うございます。早速のご指導有難うございます。
    句というものの深さを感じ迷うものですが、頑張ってみたいと
    思っております。よろしくお願い致します。 つぼかね人

  • こんばんは、つぼかね人さん。


    木の葉時雨

    >① 黄を濃くし天に微笑む岩蕗「ツワ」の花

    >⓶ 耳さとく木の葉時雨の山路かな

    >③ こぼれ日に触れてむらさき冬の蝶

    >④ 透徹の一つ色なり山眠る

    >⑤ 棟上げや槌音決まり冬あかね

           つぼかね人


     慎ましや老舗の奥の石蕗の花    大谷茂

     月夜しぐれ銀婚の銀降るように     佐藤鬼房

     蝶凍てて夢の半ばも夢の果て     橋本真理

     月細く山の眠を守りけり     巌谷小波

     主婦の手籠に醤油泡立つ寒夕焼     田川飛旅子



     佳句が揃いましたね。安定した作風が魅力です。ただ、安定した作風を守るあまり、時に月並みな形容を盛ってしまう弊もあるかと思います。
     ⓶③④の3句を佳句に挙げましょう。
     ②句。上五の「耳さとく」と聴覚を用いたことがこの句の情意を支えています。視覚ではなく聴覚によって、山路の時雨を物寂しいものに仕立てました。

     ③句。中七の「触れて」の一語でキメました。薄い陽射しに蝶の羽が「当たる」のではなく「触れる」としたことによって羽と陽射しの接触の柔らかさが感じ取れます。

     ④句。冒頭「透徹」との固い漢語をあてて、それが「色」であったことに驚きがあります。それが山の色であることに「ナルホド」といった説得力を感じました。

     以上3句を今回の「特選句」と推しましょう。



     枯野行く僧よ日暮れじゃ宿貸そう    sarat


                       沙羅人

  • 沙羅人さん 皆さんお早うございます。カレンダーも残り一枚
    師走の中でなんとなく忙しい日々ですが、皆さんお元気ですか
    本年は大変お世話さまでした。来春もよろしくお願い致します。
    皆さまよいお年をお迎え下さい。 つぼかね人

    沙羅人さん 今月の句が出来ましたのでよろしく
    お願いいたします。

    木の葉時雨

    黄を濃くし天に微笑む岩蕗「ツワ」の花

    耳さとく木の葉時雨の山路かな

    こぼれ日に触れてむらさき冬の蝶

    透徹の一つ色なり山眠る

    棟上げや槌音決まり冬あかね
    つぼかね人

    二刀流『短歌と俳句』(新・実作篇) 沙羅人さん   皆さんお早うございます。カレンダーも残り一枚 師走の中でなんとなく忙しい日々ですが、

  • >>16424

    お久しぶり、星さん。


    >慎ましく闇に座りし師走の野     星(☆


     何に此師走の市にゆくからす    松尾芭蕉  

     山中に沈む鐘の音師走空    井田良江

     床屋出てさてこれからの師走かな     辻貨物船


     しばらく、このトピも荒れていましたからね。あの方は、以前ここの投稿者でした。何かのことで心をお病みになったのでしょうか。痛ましいことでした。

     今年も押し詰まってまいりました。星さんたくの前は田園地帯ですから闇も深いものがあることでしょう。闇を擬人化して「座る」としたことによって冒頭の「慎ましく」が効いてきましたね。闇もさることながら、闇を見つめる作者の姿勢のようにも感じとられます。
     独り暮らしの寂しさですが、やがて間もなく、楽しいお正月が待っていることでしょう。

     わたしは、風邪を恐れて、ことしもインフルエンザのワクチンを打ちました。


     深海の底に静もる師走の灯    sarat


                      沙羅人

  • 沙羅人さん、皆さんこんばんは。

    多忙を理由に、ご無沙汰ばかりしております。
    今週末、ひとつの山を越えましたが年末はまだまだ慌ただしい毎日になります。

    慎ましく闇に座りし師走の野

    仕事に追われておりますと、夜の野原はなんと静かな面持ちなのかと感じられます。
    皆さん、風邪など召されませんように。
    ご自愛くださいませ。

    星(☆

  • >>16422

    沙羅人さんお早うございます。こんなに早くお目通しいただき
    吃驚いたしております。いろいろと勉強させていただきます
    有難うございました又頑張ります。 つぼかね人

  • いらっしゃいませ、つぼかね人さん。


    初時雨

    >① 狛犬や阿吽で守る神の留守

    >② みちのくや遠山おぼろ初時雨

    >③ 母の忌や訪ねし故郷の菊膾

    >④ 肩出して艶めく白さ大根畑

    >⑤ 小さきや熊手おかめも星得んと

              つぼかね人


     空狭き都に住むや神無月     夏目漱石

     初しぐれ鳩は胸より歩き出す     久留島春子

     菊膾淡き一夜の人なりし     佐藤惣之助

     風呂吹にとろりと味噌の流れけり     松瀬青々

     何やらがもげて悲しき熊手かな     高浜虚子



     しばらく板が荒れていましたが、ようやく回復したようです。よくいらしていただきました。
     お句は佳句そろいで、どれを選ぶか苦しみます。始めにやや気になったところをとりあげましょう。
     ③句。中七の「故郷」は「さと」と読ませるのでしょうか。「読ませる」語彙には振り仮名を付けておきたいものです。⑤句。冒頭、「小さきや」と強調しておられますが、結句「星得んと」との間に、論理的整合性がつきません。「大きさよ」なら、「星得んと」に繋がるでしょうか。

     ①②③句を今回の佳句として、中でも⓶句の初時雨の句をもって「特選句」と致しましょうか。この抒情性に好感が持てました。


     神無月出雲は遠く寄る辺(べ)なく    sarat


                           沙羅人

  • 沙羅人さん 皆さんお早うございます。カレンダーも
    残り少なくなってきましたね。今年は天侯不順で秋ら
    しい日々がなく各地の紅葉も遅れているようですが
    暦は冬、季語の小六月を望みたいものですね。
    沙羅人さん 今月の句かを考えましたのでよろしく
    お願い致します。 つぼかね人

    初時雨

    狛犬や阿吽で守る神の留守

    みちのくや遠山おぼろ初時雨

    母の忌や訪ねし故郷の菊膾

    肩出して艶めく白さ大根畑

    小さきや熊手おかめも星得んと つぼかね人

    二刀流『短歌と俳句』(新・実作篇) 沙羅人さん  皆さんお早うございます。カレンダーも 残り少なくなってきましたね。今年は天侯不順で秋ら

  • >>16389

    こんばんは、星さん。


    >月の宵微かに届きし藁の息    星(☆


     名月や椅子の二人の動かざる    橋本正勝

     名月の浜よりひびく太鼓かな    藤戸寿江

     名月のついて来るなる車窓かな    青野春枝



     微妙な息つかいの句を詠まれます。結語の「藁の息」がいいですね。おひとりで寂しい夜もおありでしょうが、そんな折はひたすら作句にご専念ください。


     名月や大き梨の実かぶりつつ    sarat


                       沙羅人

  • 沙羅人さん、皆さん、こんばんは。

    沙羅人さん、何時もながらありがとうございます。
    ご子息の風邪は良くなりましたか?
    朝夕と日中の温度差に体がなかなか馴染めずにおりますが、日に日に深まる秋の気配を見てとれる時間は良いものですね。

    今、日本シリーズを観ておりました。
    大谷君は流石に大物ですね。
    広島も応援したいですし、見応えがあります。

    つぼかね人さん、ありがとうございました。


    月の宵微かに届きし藁の息

    星(☆

  • >>16386

    こんばんは、星さん。



    >① 秋風やただ会釈して通り抜け

    >⓶ 時惜しみ葉は緩やかに染まりけり

    >③ 吾に届くはにかみ充ちし秋の陽や

            星(☆

     しその葉に秋風にほひそめにけり     木下夕爾

     華やぎて銀杏黄葉の御堂筋     西村舟津

     帆をあぐるごとく布団を干す秋日     皆吉 司


     うちの息子も以前瀬戸の方の芸術祭を観にいったことがありましたが、確か小豆島ではなく、讃岐の方だったかと思います。土産に「讃岐うどん」を持って帰りましたからね。方々で芸術的な催しがひらかれるのでしょう。
     その息子も今は風邪をひいています。「会社休めよ」と言ったら「うん、親父が病気だから」と言って届けたそうです。風邪で休むことが恥ずかしいのだそうです。まったく何を考えているのやら。

     さて、3句をご投稿くださいました。①と③句は擬人法がよく効いています。⓶句だけは、素直な直線句になっています。却って緩やかな変遷を湛えられたのでしょうか。



     黄落やゴッホは色を塗り重ね    sarat


                        沙羅人

  • >>16386

    星さん お早うございます。何時もお目通し頂き有難うございます。
    今回もお褒め頂き恐縮致しております。思いつきの句で頭の体操
    と思い健康のために続けて行きたいとおもっております。今後共
    よろしくお願い致します。 つぼかね人

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