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     作家カテに初めてこの『二刀流』トピを立てたのは、2003年11月11日のことでした。

     トピ開設にあたって、下記のように書きました。




     短歌と俳句は、あたかも兄弟のような出生の秘密(契機)を担っています。

     それでいて、海と山ほども異なる文藝ともされています。
     この近くて遠い両者のそれぞれの風味を生かしつつ、両者をわがものとするべく勉強をしてみませんか?


     このトピはそんな方のための稽古場となりたくて作りました。

     師匠はありません。自学自修、他を見て習うこと以外にありません。

     どしどし作品をお寄せ下さい。また、俳句・短歌に関する歌論・句論、雑談おおいに歓迎です。

    ・・・・・・・・・・・・・・

     このように書いたことは、今も何ら変わりありません。

     ただ、実作をやって行く立場からは、「作家」カテよりも「全般」カテが適切だと判断、このたび引っ越しをした次第です。

     今後とも、よろしくお願い致します。





          沙羅人(sarat)

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  • 16424 16375
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  • 16424(最新)

    星(☆ 12月11日 18:40

    沙羅人さん、皆さんこんばんは。

    多忙を理由に、ご無沙汰ばかりしております。
    今週末、ひとつの山を越えましたが年末はまだまだ慌ただしい毎日になります。

    慎ましく闇に座りし師走の野

    仕事に追われておりますと、夜の野原はなんと静かな面持ちなのかと感じられます。
    皆さん、風邪など召されませんように。
    ご自愛くださいませ。

    星(☆

  • >>16422

    沙羅人さんお早うございます。こんなに早くお目通しいただき
    吃驚いたしております。いろいろと勉強させていただきます
    有難うございました又頑張ります。 つぼかね人

  • いらっしゃいませ、つぼかね人さん。


    初時雨

    >① 狛犬や阿吽で守る神の留守

    >② みちのくや遠山おぼろ初時雨

    >③ 母の忌や訪ねし故郷の菊膾

    >④ 肩出して艶めく白さ大根畑

    >⑤ 小さきや熊手おかめも星得んと

              つぼかね人


     空狭き都に住むや神無月     夏目漱石

     初しぐれ鳩は胸より歩き出す     久留島春子

     菊膾淡き一夜の人なりし     佐藤惣之助

     風呂吹にとろりと味噌の流れけり     松瀬青々

     何やらがもげて悲しき熊手かな     高浜虚子



     しばらく板が荒れていましたが、ようやく回復したようです。よくいらしていただきました。
     お句は佳句そろいで、どれを選ぶか苦しみます。始めにやや気になったところをとりあげましょう。
     ③句。中七の「故郷」は「さと」と読ませるのでしょうか。「読ませる」語彙には振り仮名を付けておきたいものです。⑤句。冒頭、「小さきや」と強調しておられますが、結句「星得んと」との間に、論理的整合性がつきません。「大きさよ」なら、「星得んと」に繋がるでしょうか。

     ①②③句を今回の佳句として、中でも⓶句の初時雨の句をもって「特選句」と致しましょうか。この抒情性に好感が持てました。


     神無月出雲は遠く寄る辺(べ)なく    sarat


                           沙羅人

  • 沙羅人さん 皆さんお早うございます。カレンダーも
    残り少なくなってきましたね。今年は天侯不順で秋ら
    しい日々がなく各地の紅葉も遅れているようですが
    暦は冬、季語の小六月を望みたいものですね。
    沙羅人さん 今月の句かを考えましたのでよろしく
    お願い致します。 つぼかね人

    初時雨

    狛犬や阿吽で守る神の留守

    みちのくや遠山おぼろ初時雨

    母の忌や訪ねし故郷の菊膾

    肩出して艶めく白さ大根畑

    小さきや熊手おかめも星得んと つぼかね人

    二刀流『短歌と俳句』(新・実作篇) 沙羅人さん  皆さんお早うございます。カレンダーも 残り少なくなってきましたね。今年は天侯不順で秋ら

  • >>16389

    こんばんは、星さん。


    >月の宵微かに届きし藁の息    星(☆


     名月や椅子の二人の動かざる    橋本正勝

     名月の浜よりひびく太鼓かな    藤戸寿江

     名月のついて来るなる車窓かな    青野春枝



     微妙な息つかいの句を詠まれます。結語の「藁の息」がいいですね。おひとりで寂しい夜もおありでしょうが、そんな折はひたすら作句にご専念ください。


     名月や大き梨の実かぶりつつ    sarat


                       沙羅人

  • 沙羅人さん、皆さん、こんばんは。

    沙羅人さん、何時もながらありがとうございます。
    ご子息の風邪は良くなりましたか?
    朝夕と日中の温度差に体がなかなか馴染めずにおりますが、日に日に深まる秋の気配を見てとれる時間は良いものですね。

    今、日本シリーズを観ておりました。
    大谷君は流石に大物ですね。
    広島も応援したいですし、見応えがあります。

    つぼかね人さん、ありがとうございました。


    月の宵微かに届きし藁の息

    星(☆

  • >>16386

    こんばんは、星さん。



    >① 秋風やただ会釈して通り抜け

    >⓶ 時惜しみ葉は緩やかに染まりけり

    >③ 吾に届くはにかみ充ちし秋の陽や

            星(☆

     しその葉に秋風にほひそめにけり     木下夕爾

     華やぎて銀杏黄葉の御堂筋     西村舟津

     帆をあぐるごとく布団を干す秋日     皆吉 司


     うちの息子も以前瀬戸の方の芸術祭を観にいったことがありましたが、確か小豆島ではなく、讃岐の方だったかと思います。土産に「讃岐うどん」を持って帰りましたからね。方々で芸術的な催しがひらかれるのでしょう。
     その息子も今は風邪をひいています。「会社休めよ」と言ったら「うん、親父が病気だから」と言って届けたそうです。風邪で休むことが恥ずかしいのだそうです。まったく何を考えているのやら。

     さて、3句をご投稿くださいました。①と③句は擬人法がよく効いています。⓶句だけは、素直な直線句になっています。却って緩やかな変遷を湛えられたのでしょうか。



     黄落やゴッホは色を塗り重ね    sarat


                        沙羅人

  • >>16386

    星さん お早うございます。何時もお目通し頂き有難うございます。
    今回もお褒め頂き恐縮致しております。思いつきの句で頭の体操
    と思い健康のために続けて行きたいとおもっております。今後共
    よろしくお願い致します。 つぼかね人

  • 沙羅人さん、皆さん、朝夕の風が冷たくなりましたが体調など崩されておられませんか?

    沙羅人さん、小豆島では島々で芸術祭が開催中です。
    三年に一度の催しですから、今年こそ行きたいという願いは叶いそうにありません。
    忙しい毎日ですが、季節の花が楽しみをくれますね。わが家の庭は、相変わらす荒れておりますが。

    つぼかね人さん、2句の一葉に景色が浮かんで参りました。良い句を揃えられ、恥ずかしながら私も詠んでみますね。

    秋風やただ会釈して通り抜け

    時惜しみ葉は緩やかに染まりけり

    吾に届くはにかみ充ちし秋の陽や

    星(☆

  • >>16384

    沙羅人さん お忙しいところ有難うございました。
    いろいろと勉強になりました又頑張ってみます。つぼかね人

  • こんにちは、つぼかね人さん。


    秋簾

    >① 朝冷えの川瀬ことこと響きけり

    >② 破蓮や残る一葉風かわす

    >③ 新米や詰め合う袋立ち上がり

    >④ 新そばや麺棒おどる秋簾

    >⑤ 月が引く北上川や一湾に

              つぼかね人



     朝寒の膝に日当る電車かな     柴田宵曲

     朽ち行くは我の姿か破蓮     重翁

     新米のひかり纏いて炊き上がる     青木規子

     新蕎麦や明治の欄間残る部屋     堀尾早苗

     敵といふもの今は無し秋の月     高濱虚子


      コツコツと精進しておられます。ただ、ややもすれば句が直線的、単線的になる傾向に気を付けられて一工夫されたい側面もあるでしょうか。
     そんな中で⓶句、③句、⑤句が目を曳きました。
     ②句。「残る一葉風かわす」に、まるで闘牛士のようにヒラり、ヒラリとかわす軽妙な動きが描かれました。そこに、面白味が出て来ました。

     ③句。これは結句「立ち上がり」の擬人的な手法が生きましたね。

     ⑤句。月と北上川、そして大きな湾。景が大きいです。絵画的な描写が秀逸でしょうか。

     したがって、今回の「特選句」は⑤句、「蕪村賞」とでも称しましょうか。



     新そばや大盛頼む痩せ男    sarat



                     沙羅人

  • 沙羅人さん、 皆さんお早うございますお元気ですか。度びかさなる
    台風で 秋が追いやられている感じですね。暦の上では10月8日は寒露
    です。野草の露が寒さで霜に変わる頃とも言われますが、早く天高き
    秋を満喫したいものですね。

    沙羅人さん今月の句を考えてみました。 よろしくお願いします。
    つぼかね人
    秋簾

    朝冷えの川瀬ことこと響きけり

    破蓮や残る一葉風かわす

    新米や詰め合う袋立ち上がり

    新そばや麺棒おどる秋簾

    月が引く北上川や一湾に
    つぼかね人

    二刀流『短歌と俳句』(新・実作篇) 沙羅人さん、   皆さんお早うございますお元気ですか。度びかさなる 台風で 秋が追いやられている感じ

  • かなさんお早うございますお元気ですか、俳句の方はますます元気で
    沙羅人さんも褒めていましたね。私も郷へ郷へとの句に郷愁を感じました
    御返事が遅れてすみませんでした。よろしく つぼかね人

  • >>16380

    沙羅人さん、
    やれ嬉しや!
    進歩がないので四苦八苦しておりますが、
    そのお言葉で、俳句への希望が湧いて参ります。有難うございました。



    今日はお昼ご飯に、秋茄子を焼きました。
    それで、沙羅人さんのお句から、

    >京ナスを焼いて農婦の昼支度    sarat


    秋茄子を焼いて姑の昼支度     かな

    なんて、美味しく頂きました。

    二刀流『短歌と俳句』(新・実作篇) 沙羅人さん、 やれ嬉しや! 進歩がないので四苦八苦しておりますが、 そのお言葉で、俳句への希望が湧い

  • >>16379

    こんばんは、かなさん。


    >いわし雲郷へ郷へと流れゆく      かな


     答案の紙飛行機や鰯雲    (凡茶)

     やまびこをつれていく尾根いわし雲    (飯田蛇笏)

     鰯雲胸そらしてもうすき身ぞ    (木村蕪城)



     かなさんの鰯雲の句も立派な句ですよ。「郷へ郷へと」の中七が良く、高空の鰯雲と地上を繋げて郷愁を誘います。かなさんはしばらく見ぬ間に腕をあげられましたね。句会へ参加されていたとのこと、さだめしそこで磨かれたのでしょう。


     九十九里網曳く声やいわし雲     sarat


                         沙羅人

  • 沙羅人さん、つぼかね人さん、星さん、アメールさん、
    こんにちは!

    >③ 白壁の土蔵に葉擦り秋の音     つぼかね人さん

    この通りの道を散歩してきました。
    でも私には、こんなに素敵に詠むことは出来ません。
    沙羅人さんのお言葉で、
    この俳句を味わいながら読むことができました。


    石洗ふ秋の川音や琵琶法師    sarat

    沙羅人さん、私は比較的、川の近くに住んでいます。
    散歩の時、川のせせらぎを耳にします。
    その音のことを川音と表現するんですね。良い感じです。


    いわし雲郷へ郷へと流れゆく      かな
    http://soyosoyoisoisoto.blog50.fc2.com/

    二刀流『短歌と俳句』(新・実作篇) 沙羅人さん、つぼかね人さん、星さん、アメールさん、 こんにちは!  >③ 白壁の土蔵に葉擦り秋の音 

  • >>16377

    沙羅人さんお早うございます早速のご指導有難うございました。
    いろいろと勉強させて頂きました又頑張ってみたいと思います。
    つぼかね人

  • >>16376

    こんばんは、つぼかね人さん。


    秋の音

    >① さまざまな心耳響きや秋の声

    >② 落ち蝉の空蹴る足の哀れなり

    >③ 白壁の土蔵に葉擦り秋の音

    >④ 棟梁の台風一過目の光

    >⑤ 名月や老松親し覗き見て

            つぼかね人


     大瀑布ひとすじ秋の声を添ふ     篠田悌二郎

     落蝉の眉間や昔見しごとく     山口誓子

     颱風の過ぎし小池の亀の息     森戸しゅじ

     盗人の首領歌よむけふの月     蕪村



     台風と残暑の続く今日この頃です。投句ありがとうございます。

     さて、今回の句、①句と③句について考えてみました。①句、「心耳」とは心で聞くこと、心の耳と辞書にあります。従って、秋の声を聴くと、様々な心の思いが溢れるものだ、の句意でしょうか。
     一方、第③句をみてみましょう。白壁の土蔵に木の葉の擦れる音を聴くと言いようもない秋の思いを感じてならない、といった句意になるでしょうか。
     つまり、秋の声、秋の音といった季語の中に既に、ある種の侘しさ、寂しさが籠められているのですね。わざわざ「さまざまな心耳響きや」と言うまでもなく季語自身がその意を纏っているのです。
     その点、第③句が白壁の土蔵という具体的なモノを置いたことによって具体性を獲得しました。

     さて第⓶句。落ち蝉の哀れな姿を詠まれていますが、これは例句が多く、もっと違う姿で詠んでほしいところでした。

     今回の特選句は③句でしょうか。白壁の白さもやや翳る秋の日でしょう。句の中に色彩を取り込み、かつ秋の音という聴覚を並置したのは巧みでした。



     石洗ふ秋の川音や琵琶法師    sarat


                      沙羅人

  • 沙羅人さん 皆さんお元気ですか。台風がきていますね早く
    天高き秋を望みたいものですね。 沙羅人さん 今月の句を
    考えてみましたよろしくお願い致します。 つぼかね人

    秋の音

    さまざまな心耳響きや秋の声

    落ち蝉の空蹴る足の哀れなり

    白壁の土蔵に葉擦り秋の音

    棟梁の台風一過目の光

    名月や老松親し覗き見て
    つぼかね人

    二刀流『短歌と俳句』(新・実作篇) 沙羅人さん  皆さんお元気ですか。台風がきていますね早く 天高き秋を望みたいものですね。   沙羅人

  • こんばんは、かなさん。


    >まだ伸びる気配ひまわり日の高し        かな



     追撃兵向日葵の影を越え斃れ     鈴木六林男

     向日葵や起きて妻すぐ母の声     森 澄雄

     向日葵や腹減れば炊くひとり者     原石鼎


     台風12号は消え去りましたが、なんと13号も発生したとか。まだ残暑も厳しく、残台風も手ぐすねを引いて。
    日本列島至る所に災害あり、ですね。
     

     炎昼やゴッホのひまわり渦を巻く    sarat



                        沙羅人

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