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KeePer技研(株)【6036】の掲示板 2016/08/02〜2017/11/15

続き)
したがって私が経営に関わっているなら香港(合弁)、シンガポール(独資またはパートナ探し)を優先的に手掛けます。続いて経済力のある台湾、マレーシア、タイなどの調査を進めていきたいと思います。正直今のKeePerにこれができる人材はいないでしょうから、特命の担当役員を採用します(12月だけは国内で働いてもらいましょう!)。

谷社長は過去アメリカでT氏に逃げられ、ロサンゼルスで寂しい夜を過ごし、中国で技術流出に遭った失敗経験などがあり、結果として国内深化の道という解にたどり着きました。それはそれで正しいですし、当面のその方向を支持して私も相当の財産を投資しているわけですが、一方、社長が言うProShop 7~8,000店、Labo2-300店がリミットの目安として認識しているならば、国内での成長限界は見えているということになります。であればこれから1-2年のうちに新しい成長ドライバーを見つけ、トライするタイミングでもあると思います。その一つが海外です。
あえて厳しく言うならば「再チャレンジしないまま終わるんですか?」と問うてみたいところです。海外での失敗経験は今後の成功の礎になっているかもしれません。これまでの「来るもの拒まず、自らは行かず」の姿勢を見直し、事業が順調な今のうちに海外のスタディを進め、小さなリスクを取りながら主体的にチャレンジしていく分には株主の賛同も得られる筈です。また、これは人材の成長を促し企業を強くします。そして海外への道筋をつけるのも谷社長しかいません。
因みに、「SENSHA」を世界に定着させよう!という野望を持って海外出店を進めている会社もあるようですね。うまく行っているのかは知りませんが、本当ならこれはKeePerの役目だろう、と思いますけどね。こういう会社を買ってしまうのも手としてあるかも。また、業態は少し違いますが中央自動車工業も着実に海外販売を伸ばしています。洗車事業で海外挑戦をする日本の会社は実在するわけです。

私は洗車事業の当事者ではないので、この事業における海外展開の本当の難しさをわかっていないところも多いですが、一株主のアイデアとして参考にしてもらえればとは思います。“国内”に競合がほとんどいない、という事業環境は裏返すとゆでガエルになるリスクもあるということです。そうならないためにも海外進出は検討の意義を感じます。